「日本の、これから」第一部(2)

2007.08.18 Saturday 01:03
くっくり



西尾(男)39才 公務員【1】
「それは違うと思います。戦争をしたのは政策であって、政策を誤ったからああいう侵略戦争をしただけだと思います。310万人も亡くなったわけですね。決して軍事力のせいじゃないと思います。で、もう一つお聞きしたいのは、小林節先生がご専門だと思うんですけども、自衛隊の場合ですよね、軍隊じゃない場合、PKOとかで行って捕虜になったりする場合があるかもしれませんよね。その時にはジュネーブ協定とか戦時国際法の適用は受けられるもんなんですか」

小林節 慶應義塾大学教授
「受けられないと思った方がいいと思います。つまり名誉ある兵隊が武装解除されたのではなく、ただの刑事犯罪人の扱いになる」

西尾(男)39才 公務員【1】
「そうですよね。その時にちゃんとした国際貢献ができるだとか、平和が守れるかという問題が出てくると思います(小林「そうですね」)。だから自衛軍というのは、ま、言葉の問題かもしれませんけども、英訳したらself defence forceですよね。いっしょですよね。やっぱり国防軍でいいんじゃないでしょうか」

?(男)声のみで誰か不明
「PKOは違いますね。PKOは○○○○○になりますから、ちゃんとそれは……」

小林節 慶應義塾大学教授
「いや、self defence army navy air forceでいいじゃないでしょうか(笑)」

矢村(男)62才 元自衛官【1】
「あの、ちょっと先に戻りますけど、現在の憲法草案ができたのは先ほどどなたか言われましたけども、GHQのとこですね。日本の草案もできとったんです、その時に。GHQに持っていったら全部、自衛権まで放棄させられた。それはなぜか。日本の民族権、団結心、それをアメリカ軍は一番恐れたわけです。そして朝鮮戦争が始まった。アメリカ軍は朝鮮行った。日本は空になった。共産主義が入ってきたら困る。で、警察予備隊をまとめたんですね。その時は警察予備隊なんです。それから29年に本隊、自衛隊と成長していったわけですけど、そこまでの組織になったならば、もうここで明確にですね、自衛のための軍隊と認証すべきだと私は思います」

[7] << [9] >>
comments (20)
trackbacks (1)


<< 「日本の、これから」第一部(1)
「日本の、これから」第二部(1) >>
[0] [top]


[Serene Bach 2.04R]