2006.05.04 Thursday 02:07
くっくり
国家が国民の道徳観や生活の在り方を指図した、教育勅語の時代に逆戻りしかねません。
前文や第九条の改正は「戦争ができる国」の復活を意味します。勝利を目指せば軍事を優先せざるを得ないのは論理的帰結です。
憲法観、国家観の根本的な逆転換と言えるでしょう。
こう考えてくると、いまの改憲論議の危うさが浮かび上がります。
日本の社会では、自由競争政策のあおりで少数・異端者、弱者への寛容さ優しさが薄れています。相手の気持ちを理解しようとしないナショナリズムも台頭してきました。
泥沼と化したイラク、唯一の超大国・米国による「力の支配」になった国際社会に目をやると、日本が果たすべき役割が問われています。
もう数字の話はやめましょう。要するに私も年を取ったのです。今のまま働かせてください、と虫のいいことを声高に叫ぶつもりは毛頭ありません。
私には「愛国心がない」と批判され、新たに「我が国と郷土を愛する(中略)態度を養う」という表現をはじめ、「公共の精神の尊重」「伝統の継承」などを盛り込んだ私の全面的な改正案が今国会へ提出されました。
今の私は「人事を尽くして天命を待つ」の心境です。私を改正するかどうかは、最終的には国会議員の方々が多数決で決めるのでしょう。
でも、その前に生みの親で主権者たる国民の皆さん一人ひとりに、私の半生に対する評価と将来のあり方を真剣に判断していただきたいのです。
定年を控えた「団塊の世代」の繰り言を辛抱強く聞いていただき、どうもありがとうございました。
あ、申し遅れました。私の名前は「教育基本法」です。
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