全閣僚8・15靖国参拝見送り
2007.08.14 Tuesday 00:56
くっくり
もっとも安倍さん自身は総理に就任する前からすでに、参拝するかどうかについては明言を避けてましたし、他のタイミングでならともかく8月15日の参拝はたぶんないだろうなという気はしていました。
それでも閣僚の何人かは当然参拝するものと思ってたのに……(外遊中で参拝不可能な大臣は仕方ないにしても)。だから本当にびっくりしました。
何でこんなことになったんでしょう?
ちょっとでも内閣支持率を上げたい、そのためには総理以下閣僚全員が靖国参拝を見送ることだとでも考えたんでしょうか?(はっきり言って今の安倍さんなら小手先で何でもやりそう)
でも今さらこんなことしたところで、何にもならないのでは。
今までかろうじて安倍さんを支持してきた保守派の人たちへのトドメの一撃にはなるかもしれませんが、もともと安倍さんのことを「安倍さんだから」という理由で嫌ってるサヨクの人たち、あるいは歴史問題の類には何の関心もない人たちにとっては、安倍さんや閣僚が参拝しないからといって、今さら支持に回ったりするわけもありませんから。
それぐらい安倍さんにも読めそうなものですが。
もう安倍政権自体が普通の判断能力を失ってるというか、どうせすぐに内閣改造があるし(27日に予定されているそう)、もうどうでもいいやって投げちゃってる状態なんでしょうか?
中国に配慮したって説も不自然ですよね。今年ほど中国が文句を言いづらい年はないのに。何せ北京五輪までもう1年切ってるんですから。
自民党内の圧力とか、公明党の圧力とか、経済界の圧力とか、いろいろ言われてはいるようですが、どれも決定力に欠けるというか、「今さら」って感じだし……。
私のような一般人には思い及ばぬ裏事情があるということなのでしょうか。
いずれにしても、安倍総理以下閣僚の目が英霊の方を向いていないのは確かです。ガッカリです。
(実はこれはマスコミを欺くための作戦で、当日、閣僚が大挙して参拝したりして……なんて微熱に浮かされて考えてみたりもする……あきらめの悪い私)
産経によれば、終戦記念日の閣僚の大量参拝が始まった昭和30年ごろ以降、参拝ゼロの年は初めてになるそうです。
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