2007.08.11 Saturday 00:04
くっくり
2007年7月24日 夕刊
【ニューヨーク=共同】国連報道官は二十三日、台湾が初めて「台湾」の名で国連の潘基文事務総長に対して行った国連加盟申請について、中華民国(台湾)ではなく中華人民共和国を中国の代表とした一九七一年の総会決議を根拠に、申請を受理しなかったと発表した。
台湾はこれまで「中華民国」名義で加盟に関する議題を国連総会で取り上げるよう求めてきたが、昨年まで十四年連続で退けられてきた。
(前略)王建業・外交部スポークスマンは、「国連事務局が引用した国連第2758号決議は時代遅れの理由であり、台湾にとって古い言い回しで何の新鮮味もない。この決議文を再吟味すべきだ。第2758号決議は中華人民共和国の代表権問題を処理したのみであり、台湾住民の代表権と参加問題は処理されていない」と強調した。
さらに王スポークスマンは「国連事務局は審査もしないまま台湾の提案を門前払いにしたのは、きわめて不合理である。台湾は国連事務局が政治的な理由をもって台湾の新規加盟申請案を受理しないことを受け入れることができないのだ」と述べ、国連が議事規則に則り、国連憲章を尊重し、台湾の提案を一般の新規加盟申請案の手続きで処理するよう呼びかけた。
王スポークスマンは、「過去の訴えとは異なり、今回台湾は友好国から台湾の参加意欲を代わりに伝えてもらうやり方ではなく、陳総統が直接パン事務総長に提出するという『新規加盟』の手続きを採用し、『台湾』名義による加盟申請をした。今後、台湾は引き続き友好国を通じて、国連の委員会や総会等の各種公開の場で、国連が台湾の加盟申請のテーマを直視するよう促し、台湾が国連から門前払いされている不公平さや、不合理さを直視させる必要がある」と述べた。
[7] beginning... [9] >>
comments (30)
trackbacks (1)
<< 「アンカー」南北首脳会談開催へ&ARF日本外交大失態
全閣僚8・15靖国参拝見送り >>
[0] [top]