「アンカー」南北首脳会談開催へ&ARF日本外交大失態
2007.08.09 Thursday 01:33
くっくり
岡安譲(司会)
「それでは最初のニュースです。核そして拉致問題の重要な局面となるんでしょうか。実に7年ぶりとなる南北首脳会談の開催が決まりました」
村西利恵(女子アナ)
「韓国の盧武鉉大統領と北朝鮮の金正日総書記が今月28日から首脳会談を行うことで合意しました。会場は平壌です」
(以下、VTRのナレーションも村西アナ)
…………………………VTR開始…………………………
韓国大統領府の発表
「韓国の盧武鉉大統領と北朝鮮の金正日総書記の合意で、8月28〜30日まで盧武鉉大統領が平壌を訪問することになりました」
image[070808-01nanboku.jpeg] 北朝鮮と韓国による南北首脳会談が7年ぶりに開催されることが今日発表されました。
韓国側はこれまで常に南北首脳会談を開く準備ができていると北側に呼びかけていましたが、盧武鉉大統領の任期が年内に切れるため、北側が応じないのではという見方が一般的でした。
しかし今月初めから北側の調整で、韓国の大統領特使が極秘に北朝鮮を訪問、今回の南北首脳会談は金正日総書記からの重大提案という形で韓国側に伝えられました。
金総書記は、「就任当初から盧武鉉大統領に会いたいと思っていた」「最近、周辺情勢が好転し、首脳会談に最も適切な時期だと思う」として、今月下旬の平壌訪問を要請したということです。
首脳会談では北朝鮮の核放棄の問題や、6か国協議の進展に合わせた米朝関係正常化、朝鮮半島の平和体制の構築などが話し合われるとみられます。
これを受けて日本政府は、北朝鮮の非核化に向けた動きの後押しになると期待感を示しました。
塩崎官房長官
「我が国としてですね、南北間の対話が継続をされ進展をする、そして朝鮮半島の緊張を緩和するということを我々も大いに期待をしているわけで、この会談、こうした動きに注視していきたい」
また外務省幹部は、拉致問題についての協力を事前に盧武鉉大統領に申し入れる考えを明らかにしましたが、家族会の事務局長、増元照明さんはこう話します。
増元照明さん
「(盧武鉉大統領は)おそらく、南北首脳会談を人気回復の起爆剤にしたいという思惑ではないでしょうか。但しそうなると、非常に北にとって有利な条件を重ねなければならないことになるわけで」
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