不二家報道の検証委見解を「朝ズバッ!」はどう伝えたか
2007.08.07 Tuesday 19:50
くっくり
放送倫理検証委 おわびについては“時間がかかりすぎ”“範囲があいまい”
image[070807zuba2.jpeg]柴田秀一
「これは、『みのもんたの朝ズバッ!』が今年の1月、不二家が賞味期限切れのチョコレートを再利用していたなどの内部告発を放送したものです。委員会では審理の結果、“内部告発の存在にねつ造はない”“告発者の証言内容に相応の根拠が認められる”と結論づけました。で、その上で、不十分な取材や不注意な編集、断定的なコメントなど、“放送倫理上の落ち度”があったと指摘、4月に放送されたおわびについては、“時間がかかりすぎ”“範囲があいまい”とした上で、番組制作体制の問題点を指摘しています」
(TBSのビルの映像をバックに)
【字幕】
TBS「しんしに受け止め 今後の番組づくりに生かしていきたい」
image[070807zuba3.jpeg]柴田秀一
「TBSは『見解をしんしに受け止め、今後の番組づくりに生かしていきたい』とコメントしています」
竹内香苗
「今のニュースでBPOという言葉が出ましたが、ここで改めてご説明します」
【フリップ】
BPO「放送倫理・番組向上機構」
竹内香苗
「BPOというのは日本語にすると、『放送倫理・番組向上機構』です。放送界全体を健全に発展させるために、NHKと民放によって放送業界から独立した立場で設立された第三者機関です」
【フリップ】
BPOに5月に設立「放送倫理検証委員会」<見解>
柴田秀一
「そのBPOの中に、今年の5月に新しく設立された『放送倫理検証委員会』があり、この委員会が、今年の1月と4月に放送した『朝ズバッ!』の不二家報道について見解を出しました。この見解で私たち『朝ズバッ!』の放送では、いわゆるねつ造はなかったことが示されたものと考えています。しかし、いくつかの問題点が指摘されました」
(以下、放送倫理検証委の会見映像+字幕が次々出る、それをバックに柴田が伝える)
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