「アンカー」日本外交の活路はロシアにあり?
2007.07.19 Thursday 13:27
くっくり
で、今日、最後にどうしても僕、これだけは言いたいことがあって、参議院選挙の公示があって1週間経ちましたね。その1週間の間に、今出てきたアメリカとか中国とかイギリスとか、話に出てこなかったけどフランスとか、いろんな国々の研究者と、それから政府高官から、もう嫌になるぐらい僕に問い合わせが来るんです。言葉は違うんだけど趣旨はほとんど同じで、その、日本の国政選挙は外国の選挙と1点だけ違うけど、なぜ違うのかと聞かれる。その違いは何かというと、なぜ日本の国政選挙は、外交と安保が争点にならないのか?と。今、6カ国協議やってて、たとえば北朝鮮問題で、拉致被害者を全員取り返すのか、それともちょっとの人数でとりあえず妥協するのか、そうやってたくさんの違いがあるはずなのに、なぜ日本の選挙ではそれが争点にならないのか?と。で、これ、僕は実はアメリカに対しては、余計なお世話ですと、It's none of your business.と言ってやり返したんですけど、しかし僕らの国政選挙がいつも外交・安保が争点にならないから、それが世界への逆メッセージになってしまってるから、とにかく外国で何をやっても日本は文句言わないということになってるわけです。まず国民が、その、参議院選挙に行く時に、外交・安保を問いかけながら行く国民に変わると、やっとそこからしたたかな外交というのも動き出して、そのしたたかな外交になったら、このありえないはずの日露連携カードを使った○○(聞きとれず)に変われる。だからみなさん、最後のお願いですけど、参議院選挙にはとにかく、どんな考え方の人も投票に行っていただくと同時に、外交・安全保障も考えに入れて、どうぞ行って下さい。そのことが日本の外交を、そのことだけが日本の外交を変えますから」
image[070718-13boshu.jpeg]山本浩之
「わかりました。ここでお知らせといいますか、みなさんにお願いですが、視聴者のみなさんから青山さんへの質問・疑問を募集したいと思います。ぜひこんなことが聞きたいという方は、メールかファックスでお寄せ下さい。こちらの宛先までよろしくお願いします。番組内で解説をさせていただきます。以上、“ニュースDEズバリ”でした」
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