「アンカー」日本外交の活路はロシアにあり?
2007.07.19 Thursday 13:27
くっくり
「青山さん曰く、ロシアの恐い部分を象徴するような事件だということなんですが、アレクサンドル・リトビネンコ氏、イギリスに亡命中の元ロシア連邦保安局の職員でした。2006年11月に死亡しています。そしてこの時、体内から放射性物質ポロニウム210が検出されるという、何とも異様な事件だったんですよね」
青山繁晴
「これま、ちょっとこのへん難しく感じるかもしれないけど、要はスパイです、ロシアの。ところがプーチンさんが大統領になった2000年に、イギリスに亡命したんです。なぜ亡命したかというと、あまりにも暗殺がむごすぎるというようなことを告発して、イギリスだったらちゃんと守ってくれると思って亡命して、で、しばらくはほっとかれたんですけど、2006年、去年にイギリスの市民権を取ったら、その後、寿司レストランで情報収集してたら、そこから体調悪くなっていって、この2006年11月中に死んでしまったという事件なんですね。で、この人の尿の中から、放射性物質のポロニウム210という、非常に変わった物が出てきた。で、これを未だに普通の報道ですとね、これ要するに、誰の犯行かわからないようにするためだというふうに報道されてますね。これははっきり言うと、逆さまです。というのは、誰がやったかわかるようにする。これちょっと出して下さい」(パネル一番下の伏せてあった『ロシアの暗殺手口』という文字表示される)
image[070718-08ritobi2.jpeg]村西利恵
「『ロシアの暗殺手口』……」
青山繁晴
「ポロニウム210を使うような暗殺手段は、ロシアしかやらない。だから、どうせ尿を検査されるのわかってるわけですから。病院に収容されてるんで。だから必ずポロニウム210が検出されるのがわかって、ロシアの関係者と思われる人がやったわけですから、これはロシアが自分で、ロシアの政府とはさすがに言いませんよ、しかしひょっとしたら政府に関係あるかもしれない、そのロシア側がやったこと、見せるためにやったんです。どうしてこれ、はっきりわかるかというと、ちょっとだけ解説しとくと、このポロニウムというのは、作るためには、原子炉とか加速器とか、大きな国でなければ作れない施設が要るわけです。ロシアはこれ、現に1年に8g作ってるわけです。もしも1g人間の身体の中に入ったら、内臓が全部やられる。多臓器不全になる。致死量の170万倍と言われてるわけです。で、国家しか作れません。しかもなぜかそれ作ってるのロシアですから、ロシアがやったとわかるようにした。つまりロシアが脅しとして使った。つまり一つは国内に向けて、プーチンを批判する者はこのようにやられるよということであり、それからもう一つは世界に向けて、たとえばイギリスのように国家意識の非常に強い所、主権意識の強い民主主義のしっかりしてる所でも、匿ったらお前の所に乗り込んで殺すぞという二つの脅しをやってるわけですね。で、このようにおっかないなというの、みんなわかると思うんです。で、プーチン大統領が就任してからこれは起きた事件ですから。ところがプーチン大統領の支持というのは、ロシア国内で非常に高い。元KGB、元スパイです」
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