「アンカー」日本外交の活路はロシアにあり?

2007.07.19 Thursday 13:27
くっくり



山本浩之
「それを6カ国協議のテーブルで佐々江さんが言ったところで、どこまで向こうっていうか、相手が乗ってくるのか、あるいはそれ以外の国が……」

青山繁晴
「だけどね、さっき早い遅いはどうでもいいと言ったのは、目の前の事態だけじゃなくて、先を見た方がいいです。今、北朝鮮の核がこうやって認められてしまっても、じゃあ3年後も4年後もそうかというとね、いつも言ってますように、中国という大きなプレイヤーがオリンピックと万博を終えた後の2011年以降になったら、本当は自分の属国と考えてた北朝鮮が核を持つことを本当は嫌がるだろうから、そこからまた事態は動いていくわけですよ。但し拉致被害者の家族の方々が高齢化してるから、あと3年4年待てというのは僕、非常につらいんですけど。しかし目の前のことにあんまり慌てない方がいいです。しっかり拉致と結びつけた方がいい」

室井佑月
「何か、ブッシュさんがヒルさんに、早く目に見える結果を出せって言ってるから、結局、拉致問題も全然進展しなくて、日本は核の脅威にさらされるという、一番つらい立場に追い込まれちゃう、そういうふうにどんどん進んじゃう気がする」

青山繁晴
「その通り」

山本浩之
「だけどブッシュさんはカメラの前で、そして演説の時も、横田早紀江さんと約束したことを守ると言ったじゃないですか。それが世界に発信されたじゃないですか。それをやらなかったら、ヒル国務次官補のいわゆるリポートの通り、それで評価できるなんてことを言った日には、嘘つきになりますが、彼は」

青山繁晴
「だから、まさしくアメリカの、国務省だけですよ。国務省やあるいは、その、ブッシュ大統領の気持ちは切り離して、拉致問題頑張りますからと言いたいのかもしれないけど、それ切り離されたら日本は終わりですよ」

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