「ムーブ!」日本の“原爆歴史観”
2007.07.06 Friday 02:11
くっくり
堀江政生
「大谷さんはいかがですか」
大谷昭宏
「私は受容してませんね」
宮崎哲弥
「いや、私も受容してませんよ。思想的に言えば……」
大谷昭宏
「そういう教育がね、すべてそういう教育がなされたのかといえば、我々はそういう教育は受けてきてないですよね。つまり、あの、広島の原爆碑にあるですね、“安らかにお眠り下さい、過ちはくり返しませんから”ということに対して、主語がね、どっちなんだってことは、戦後ずっと言われてるわけです、あの碑ができた時から。で、過ちを犯したのは誰なんだと。おかしいじゃないか、広島にあれがあるのか、過ちを犯したのはアメリカだろう、と。だったらアメリカに謝罪を求めるべきだと。謝罪を求めるべきだって声がずっとあったのは事実なんですよ。だけど問題はね、北海道が占領されたかどうかなんて、わかりゃしないんです。そういう流れが、あの、8月12日にソ連侵攻、(言い直し?)8月9日にソ連侵攻があったわけですから」
堀江政生
「それを原爆が止めたかどうかということは、わからないですよね」
大谷昭宏
「それを昭和天皇とか当時の為政者、戦争を始めた人たちは、あそこで国土を取られたかもしれないってことがあるわけですね。でも、あくまで国土ですよ。命は国民ですよね」
堀江政生
「なるほど」
大谷昭宏
「どっちだったんだっていうことを、問いかけてるわけですよ」
橋下徹
「歴史を評価する時に、僕も絶対、戦争なんてやっちゃいけないと思うし、今の通常のこの状態で、核兵器なんか使うっていうのは、絶対やっちゃいけないと思うけど、これは現在の基準で評価することじゃないですか。やっぱりこの、歴史の評価っていうのはね、じゃあその当時はどうだったのかってことを考えたら、今の基準でやったら全部、それはだめです。だから今後戦争は僕も反対だし、核兵器にしても反対だけれども、僕は日本の戦争行為という、開戦行為ということに関しても、この原爆の投下ということに関しても、そりゃ歴史上ね、そういう流れの中で行われたことで、ただ僕は久間さんが言うことが許せないのは、この原爆投下に関しては、その核兵器の使用がどうのこうのと世間が言ってるようなことじゃなくてね、政治家のその、終戦の判断が遅れたことによって、こういうことになったことは間違いないわけで」
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