「アンカー」北の壮大な罠(付:久間大臣辞任)
2007.07.05 Thursday 02:19
くっくり
重病説が言われている金正日が中国のヨウケツチ外相と会談。
2カ月ぶりに公の場に姿を現したというニュース。
会談で核問題に触れた後、金正日は「朝鮮半島情勢に緩和の兆しが出てきた。各国は初期段階措置を履行しなければならない」と発言。
また自ら合意事項を守る見返りに、重油供給を確実に行うよう求めた。
今月中にも開かれる予定の6カ国協議に北朝鮮がどのような情勢で臨むのか注目が集まる。
山本浩之
「金正日総書記は重病説が出てたが、実際のところは?」
青山繁晴
「今の映像も日本の治安当局の担当官が繰り返し調べてるが、僕が今聞いてる中間的な結論でいうと、病気は病気。でも20何メートルしか歩けないというのはイギリスの大衆紙の報道だけで、あの大衆紙は前から嘘が多いから、本当でないと日本の治安当局は見てました。健康状態は良くはないが、中国のトウカセンさんと会った時よりはやや良くなってる。ただ短時間の会談ですし、全く健在だったということではない。一部に替え玉説が出てますが、僕も日本当局もそうは見ていない」
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■ここから青山さんコーナー
山本浩之
「さて、この後は、青山さんがニュースの裏側を解説する“ニュースDEズバリ”なんですが、このニュースに引き続き、今週は北朝鮮の話題というふうに伺っておりますが」
青山繁晴
「まさしく皆さん見ていただいたニュース、金正日さんと中国の新しい外務大臣のヨウケツチさんの会ったニュース、今の報道でも今朝の新聞各紙も、要するに金正日さんが寧辺(ヨンビョン)の核施設の停止を自ら言ったんだ、という話になってる。本当はそうじゃないという話をしたい。というのは、そんなもん中国は最初からわかってるわけですよ。寧辺の核施設なんかどうでもいいこともわかってる。中国もほんとは、ああやって中国の外相と金正日との映像を見せる裏には、実はこれがあるって話をしたいんです」
<キーワード>
壮大な罠
青山繁晴
「もちろん金正日さんが仕掛けたものだが、中国はすでにそれに乗ってて、アメリカも残念ながら実質乗ってて、日本だけが追い込まれようとしている罠だということを、お話ししたいと思います」
(いったんCM)
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