「報道特集」日教組徹底研究
2007.07.03 Tuesday 02:08
くっくり
静岡県教職員組合は教育改革を提言。
その内容は理想の“ゆとり教育”を追求したものだという。
静岡県教職員組合 加藤典男書記長
「まさに生きる力を身につける。課題を見つけ解決する力を育てたい」
彼は、基礎学力はもちろん大事、でも“ゆとり”が目指す生きる力を育むことはもっと大事だと語った。
静岡県は日教組の組織率が9割を超える。教育行政と組合との関係も良好。組合の教育改革そのままの授業が行われている。
日教組の組織率は、実は都道府県によって大きなばらつきがある。
5割以上の高い組織率を維持している所があれば、逆に1割未満に落ち込んでいる所もある。都道府県境を越えると教育関係は一変すると、ある教育関係者は話す。
image[070701nikkyouso.JPG] 画像をクリックすると新規画面で拡大します。デジカメでテレビ画面を直接撮ったので見づらくてすみません。
東京都では多くの公立校で、基礎学力重視、読み書き重視の授業が行われている。日教組組織率は1割未満。
杉並の小学校では、算数の時間の始めに計算力を高めるテストを実施。問題は10問。
ストップウォッチを片手に生徒を見守る教師。できた生徒から手を挙げ、教師が何分何秒かかったかを教える。
「4分30秒、そこまで――」
答え合わせが終わると、正解の数により、生徒のノートに「すごい、すごい」「そうそう、その調子」などと書かれたスタンプを教師が押す。
学力とは何か、“ゆとり教育”をどう考えたらいいかが問われている。
安倍内閣発足以降、日教組と政府与党は全面対決の様相を呈した。
なぜそうなったのか?
学力低下対策といった改革メニューもさることながら、原因は安倍カラー自体にある。“戦後レジームからの脱却”――。
06年10月の国会。
安倍首相
「憲法や教育基本法などは、占領されていた時代に制定されたまま半世紀以上を経て現在に至っています。当時決まったものは変えてはいけないという先入観のある時代はもう終わった」
[7] << [9] >>
comments (41)
trackbacks (2)
<< 「原爆投下はしょうがない」発言について
「アンカー」北の壮大な罠(付:久間大臣辞任) >>
[0] [top]