「報道特集」日教組徹底研究

2007.07.03 Tuesday 02:08
くっくり


 「開かれた教研」をアピールしているが、実際は右翼対策のため、会場はシートに覆われ、組合員の移動バスには偽名のツアーが記されていた。
 「開かれた教研」とはほど遠い現実。

 日教組の目指す教育とは何なのか?

日教組 中村譲書記長
「平和教育と人権教育。“教え子を再び戦場に送るな”というスローガンはどんなことがあっても捨てない」


 教研集会の人権教育分科会では冒頭、来賓の朝鮮学校の組合代表と、部落解放同盟の代表があいさつした。

朝教同(朝鮮学校の組合)キム・ジョンデ
「私たちはいわゆる美しい国によって国家的にいじめられています」

部落解放同盟 岡田健悟中央執行委員
「今の流れは非常に厳しい。皆さん方と連携しながら取り組みを強めていかねばならない」

 “「チョソンマル(=朝鮮語)わがいのち」に取り組んで”――。
 朝鮮語が入った演劇の授業を通しての人権教育、部落差別、障害者差別など、実際に行われた授業の報告が続く。

 だが安倍首相が人権問題として最重要視する拉致問題を主題としたリポートはなかった。

琉球大学 高嶋伸欣教授
「横田(めぐみ)さん一家の苦しみも考えなければいけないが、だからといってわかってるはずの助けられる命も助けないで平然としている日本の世論は、朝鮮半島の人を差別してはいないか」
 高嶋伸欣は慰安婦問題や「つくる会」教科書採択阻止などのサヨク活動で有名。彼にとって拉致被害者は「わかってるはずの助けられる命」ではない?


 社会科教育分科会では――

徳島県の中学教諭(50代とおぼしき女性)
「靖国神社に参拝することは、戦争責任をあいまいにしていることにほかならない」

 この徳島の中学教諭が取り組んだのは、小泉首相(当時)の靖国神社参拝を考えさせる授業。

 「この小学校の写真を見て、おかしいな?何か変だ!と思うところを見つけてみましょう」。戦前の小学校の写真で始まる8ページの教材は手製。子供たちが答を書き込む形式。
 靖国神社の歴史、いわゆるA級戦犯合祀、さらには小泉首相の参拝に対するさまざまな意見など(自民、社民の国会議員や中国の声)が示されている。
 当時官房長官だった安倍氏の「倍」は「部」と間違って記載されている。

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