「報道特集」日教組徹底研究
2007.07.03 Tuesday 02:08
くっくり
2月10日、大分・別府――。
日教組の全国教研集会(「教研」=教育研究)。
全体集会のオープニングは、合唱劇“日出生台からの風”。
「教え子を再び戦場に送るな」という日教組のスローガンのもと――。
自由参加というが、地元・別保小学校6年生の9割、134人が合唱に参加した。
劇は、日出生台演習場での軍事演習への反対運動。
6年生女児(壇上で文章読み上げ)
「アメリカ軍は来ないでほしいです」
子供を利用しないでほしいです。
日教組組合員ら(壇上でシュプレヒコール)
「海兵隊はアメリカへ帰れー!」
日教組組合員(男)
「観客席にお座りの全国からお集まりの皆さん!皆さんもこのシュプレヒコールを言って、この舞台劇に参加しませんか?」
日教組組合員(男)
「日米合同軍事演習反対ー!」
観客席の教職員の反応は分かれた。声を上げる人、黙ったままの人。政治的メッセージを前に態度は二分した。
日教組組合員の政治的スタンスは人によりかなり違う。それが組織運営を難しくしている。
教研集会が開かれた期間、町は異様な雰囲気に包まれた。
右翼団体の街宣車が約100台押し寄せた。小競り合いも――。
日教組関係者は「あちらにとっても年1回の大事な行事ですから」と苦笑する。
過激派の革マル派は、会場前で組合員に共闘を呼びかけた。
(会場内で組合員らが合唱)
♪戦争(たたかい)超えてたちあがる みどりの山河 雲はれて♪
日教組が新国歌制定を目指して、昭和26年に国民歌を募集し、この「緑の山河」が選ばれた。日教組の先生方が、新しい国歌にしようと一生懸命、生徒達に教えたそうであるが、今では知る人もない(こちらの5.参照)。
日教組(日本教職員組合)の組合員数は29万6000人。
来賓として連合会長(高木剛)、民主党議員(横光勝彦)も駆けつけたことからも明らかだが、日教組は連合加盟の民主党支持勢力だ。
安倍教育改革に抵抗する最大勢力。
大分県教組 森政文委員長
「日教組のこの教研活動は、世界に類を見ない誇れるもの」
教研集会には社会科、平和など26のテーマごとの分科会がある。
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