「原爆投下はしょうがない」発言について

2007.07.01 Sunday 05:30
くっくり



 何を隠そう、朝日新聞や戦後民主主義教育に毒された私も、20年ぐらい前まではそのように考えていました。「日本は侵略戦争をしてアジアの人たちを苦しめたんだから」と。
 (私も若かったのよ。許されて!(T^T))

 政治家の中にも、「原爆を落とされてもしょうがなかった。日本が悪かったんだから」と思っている人はいるでしょう。菅直人とか志位和夫とか福島瑞穂なんかその筆頭じゃないですか? 
 (はっきり言って、彼らのように東京裁判史観で物を言ってる人たちは、それだけで半分、原爆投下を正当化してるようなもんだと私は思う)

 ただ、思っていても口に出さないだけのこと。出したら非難浴びるの、わかってるから。
 (但し、実は河野洋平は2年前、「原爆を落とされてもしょうがなかった。日本が悪かったんだから」旨の発言をしてます。後述します)
 
 だから、菅とか志位とか福島とかが久間発言に抗議してるのを見ますと、私は非常に違和感を覚えます。選挙対策でやってるだけなんじゃないの?


 そういや「原爆を落とされてもしょうがなかった。日本が悪かったんだから」的な記述をしている教科書もありましたね。東京書籍の教科書です。
 以下、「つくる会」のサイト(教科書の画像あり)より引用。

東京書籍の教科書では「地域の歴史を調べてみよう 軍都から平和都市へ(広島県広島市)」というコラムで、広島に原爆を落とされたのは「軍都」だからと結論づけ、「そのような過ちをくり返さないことが大切」と、日本に責任があるように記述しています。悪いことはみんな日本のせいなのです。自虐史観もここに極まったと言えます。また、相手によっては原爆を投下してもよいとする原爆容認論につながります。

→ 東京書籍『新しい社会 歴史』P178

 「つくる会」はじめ保守派はこの記述を批判しましたが、サヨクが批判したという話は聞きません。


 あと、「安らかに眠って下さい 過ちは二度と繰り返しませんから」という広島の原爆死没者慰霊碑碑文。
 これ、主語がないけれども、まるで日本が「過ち」を犯したがために原爆を落とされたかのように読み取れる……という指摘は、だいぶ前からされてきました。

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