「原爆投下はしょうがない」発言について

2007.07.01 Sunday 05:30
くっくり



(2007/06/30 22:19)

原爆投下「しょうがない」と防衛相発言、野党は一斉反発(日経6/30)
 久間章生防衛相が米国の原爆投下について「しょうがない」などと発言したことが波紋を広げている。野党各党は「許されない」と一斉に批判。与党側は火消しに躍起だが、唯一の被爆国としての日本の立場や、被爆者の感情にも絡む問題だけに、参院選への影響を懸念する声も出ている。

 民主党の菅直人代表代行は30日、島根県出雲市での記者会見で「被爆国日本の核廃絶の主張と矛盾してくる」と反発。共産党の志位和夫委員長も新潟市での記者会見で「被爆国の閣僚として絶対に許されない」と批判した。

 社民党の福島瑞穂党首は「いかなる理由からも原爆投下は正当化できない。とんでもない発言で防衛相の罷免を求めていく」と強調。久間防衛相の責任を追及する方向で足並みがそろった。

 一方、安倍晋三首相は「米国の考え方を紹介したと承知している。じくじたる思いがあるという被爆地の考え方にも言及したと聞いている」と述べ、発言内容に問題はないとの認識を示した。訪問先の香川県丸亀市で記者団の質問に答えた。 (23:19)

 まず大前提として。原爆投下は民間人大量虐殺であり、国際法違反です。
 被爆国の防衛大臣が容認してどうすんの。

 アメリカは日本を降参させてソ連の参戦を止めるために原爆を投下した?
 百歩譲ってそうだとしても、2発も落とす必要ないでしょ。1発で十分でしょ。

 皆さんご存知の通り、広島に落とされた原爆と長崎に落とされた原爆とではタイプが違います。広島に落とされたのはウラン型、長崎はプルトニウム型。
 アメリカは両方実験したかったから2発落とした、という見解は根強くあります。


 実際のところ、「原爆を落とされてもしょうがなかった」と思っている日本人は少なからずいると思います。
 久間大臣はそうではないのでしょうが、「原爆を落とされてもしょうがなかった」と思っている人たちの大半は、その理由を「日本が悪かったから」と考えているんじゃないでしょうか。

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