慰安婦問題「寝た子を起こすな」でいいの?
2007.06.30 Saturday 03:23
くっくり
(3)植村記者の妻の母・梁順任は、91年12月に、日本政府を相手に“従軍慰安婦”への賠償請求訴訟を起こす韓国の「太平洋戦争犠牲者遺族会」常任理事だった。このため、同記者は“元慰安婦生き証人”出現を、地元紙より先に報じることができた。
つまり、この記事の背後には報道を私した政治謀略が潜んでいたのです。
この誤った記事を、朝日は15年以上経過した今もなお修正していません。
ちなみに金学順は91年12月6日、日本政府を提訴しましたが、訴状には自分が「キーセンに40円で売られた」ことが書かれていました。自ら「強制」ではないことを認めていたのです。そして2001年に敗訴しました。
なお、Wikipediaの植村隆の項を見ますと、この記事は「韓国特派員時代に書かれた」と記述されていますが、それはどうも間違いのようです。
確かにこの記事は「ソウル発」となっていますが、元朝日新聞記者で評論家の本郷美則氏によれば、「植村記者は当時、大阪社会部に属していた。ソウルに駐在していたのでもなく、留守中でもなかった。となると、この記事をソウルから送るため、わざわざ現地に出張したことになる。だが、当時、ソウルには支局長も支局員も常駐していた」とのことです。
本郷氏はこの辺の事情を知りたくて、朝日の広報に植村記者本人への取材を申し込んだものの、にべもなく拒否されたとのこと。だから当事者証言はないのですが。
《ここまでの参考文献:「WiLL」8月号、本郷美則氏「今月の朝日新聞」》
いずれにしろ、この植村記者による「創作記事」は韓国のさまざまな新聞に転載され、慰安婦問題がクローズアップされることになりました。
これがその後の河野談話発表につながっていくわけです。
未だに朝日新聞を購読している人、本気で考え直した方がいいですよ。
(ネタとして購読し、ネットで紹介したり職場などで紹介する等、朝日購読数減らしに貢献されている方は除く(^_^;)
ところで6月28日に宮沢喜一元総理が亡くなりましたが、河野洋平のコメントを、皆さん聞きましたか。
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