2007.06.24 Sunday 01:39
くっくり
こちらに6日前に来て沖縄戦の取材を始めましたが、対馬丸記念館ではジッとわしを監視している人がいまして、なんか秘密警察みたいな不思議な雰囲気だなあと思いました。
沖縄タイムスでは3回にわたって批判が繰り返されて、小林よしのりは軍国主義者で、沖縄人を「国民」にして、戦争を再び起こしてその最前線に立たせて犠牲にしようとしている、騙されるなという主張でした。
伊江島に行った帰りのフェリーでも反戦平和学習の団体がいて、寝ていたところをたたき起こされて、目を覚ますと20名ばかりの女性と子供に取り囲まれていました。その中のガイドのような男の人に「沖縄戦について聞かせてほしい」と言われて、他のお客さんに迷惑がかかるので外に出ましょうと言って、デッキでしばらく議論しました。その一番後ろから秘書が、わしが拉致でもされるのかとあわててついてきたんですが、後ろの方では「何が迷惑かかるのよ!」「自分のファンだと思ってるんじゃないの?」とか言ってたそうです。
あるガマ(引用者注:自然洞窟・鍾乳洞、岩の窪み等を意味する沖縄の方言。戦時では避難場所として使われた)では、わしはしっかりガイドさんの話を聞いて、亡くなった人に手を合わせて冥福を祈ったんですが、そのガイドさんはわしが沖縄でどう思われているのか全く知らない善意の人で、ただテレビかなんかでわしの顔だけは知っていて、小林よしのりを案内したと誰かに話したらしい。するとやっぱり「なんてことしたんだ!」という圧力がかかったようで、泣きながら自分の名前も顔も絶対出さないでと言ってきた。
もちろん出すつもりなんか初めからありませんでした。前の取材で沖縄はどういう空気なのかわかってましたから、迷惑がかからないようにしなければと思っていました。しかしわしの思想性も何も知らずにガイドした人が、ずいぶん悩まれたようでした。
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