2007.06.02 Saturday 04:01
くっくり
野党側は、逢沢一郎衆院議運委員長解任決議案、桜田義孝衆院厚生労働委員長解任決議案、柳沢厚労相不信任決議案を1本ずつ衆院へ提出。議員へ渡す公報に決議案を印刷する作業がそれぞれ約2時間かかるため、衆院本会議は断続的に3度開かれることになった。
「社保庁が振り込め詐欺とは気がつかず」
民主党の山井和則氏は、桜田氏の解任決議案の提案説明で、被害者から寄せられた社保庁批判の川柳を詠み上げ、「振り込め詐欺なら犯人は逮捕されるが、(今まで時効として)950億円も払わなかったことの責任は誰が取ったのか」と政府・与党を批判した。柳沢氏の不信任決議案では、民主党の長妻昭氏が提案説明に約1時間45分を費やし、採決の引き延ばしを図った。
与党側も反撃に出た。逢沢氏の解任決議案を記名採決した最初の衆院本会議に、民主党の小沢一郎代表が欠席。民主党幹部によると、小沢氏は参院選に向けた企業訪問をしていて本会議に間に合わなかったというが、与党席からは「代表がいないじゃないか」と激しいやじが飛んだ。その後、小沢氏は休憩を挟んで再開された本会議に姿を見せた。
非難の応酬は、議場外へも飛び火した。
安倍晋三首相は都内で開かれた党支持団体の参院選総決起大会であいさつし、「年金問題が起こってしまった仕組みを作ったときの厚相は誰か。民主党の菅直人代表代行だったではないか。互いに責任を言い合うのは非生産的だ」と、菅氏をこきおろした。自民党はこの日、「このような事態になった責任は?」と題し、菅氏を批判するビラを10万枚印刷。B4判カラー両面刷りで、今週から全国配布する方針だ。
これに対し、菅氏は記者会見で「自社さ連立政権で私が厚相だったとき、基礎年金番号導入を省令で決めた。その後、小泉純一郎厚相の下、平成9年から基礎年金番号付与の作業が始まったが、完全な形で行われず、(該当者不明の)5000万件が生まれた」と反発。攻防は与野党による責任の押し付け合いともなってきた。
(2007/06/01 08:53)
[7] << [9] >>
comments (61)
trackbacks (3)
<< 「アンカー」安倍総理と二人きりで緊急会談
脱北者家族が青森に漂着 >>
[0] [top]