IWC年次総会〜日本が脱退を示唆

2007.06.02 Saturday 04:01
くっくり



 磯根会長は、日本に四カ所残る小型沿岸捕鯨地域の一つ、和歌山県太地出身。若い時代には捕鯨船の砲手として鳴らした。地元の窮状を痛いほど知り、協会会長としてミンククジラ漁再開を「悲願」と訴えてきただけに、「素晴らしいスピーチだった。年がいもなく、泣けてしまった」という。

 日本政府代表者が決意表明を終えると、総会の会場は小さなどよめきと拍手が交錯した。

(アンカレジ=米アラスカ州 時事、写真も)

 水産庁はタフ・ネゴシエーターの小松政之さん(アメリカの逆鱗に触れて捕鯨担当を外された)がいなくなって、大丈夫かなぁと思ってましたが、小松さんの他にも“漢”がいましたね。
 「忍耐も限界だ」――。中前明さん、よく言ってくれました!

 だってアングロサクソンは最初から妥協する気なんてないんですもん。
 昔さんざん「鉱物資源」として鯨を乱獲しておいて、石油が掘れるようになったら「鯨油はコストかかるからもう要らない」って捕鯨をやめて、で、今は「鯨は鑑賞用だ」。まったく勝手な人たちです。
 もし誰かが「牛は食用ではない、鑑賞用だ」と主張したら、あんたら納得できるのか?と言いたい。

 日本はこれまで「冷静で科学的データに基づく論争を望みたい」と主張し、外交努力も続けてきました。
 例えば「ミンククジラは非常に繁殖力が強く、捕獲して調整しないと他の魚が減ってしまう」といった主張を、科学的データに基づいて行ってきたのです。
 しかしアメリカをはじめとする反捕鯨国側は全く聞く耳を持たず、日本が10年も20年もかけて蓄積してきたそういったデータを、「ナンセンス」の一言で片づけてきたのです(あんたら何様やねんホンマに!)。

 おまけにアメリカ先住民はOKで日本人はダメって、どういうことやねん!捕鯨が「文化継承」なのはどちらも同じなのに。ダブスタここに極まれりです。

 IWC総会は毎年開かれてはいるものの、このようにもはや科学的議論の場ではなく、政治的駆け引きの場でしかなくなっているのです。

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