産経/竹島特集「波頭を越えて」第2部(1)〜(3)

2007.05.19 Saturday 01:38
くっくり



 日本人研究者の間で「悪質な歪曲(わいきょく)展示」と悪名高いレリーフは入り口に掲げられていた。古地図「八道総図」をもとに製作されたが、韓国が「独島を指す」としている于山島は、元の地図と違って竹島の位置へ変更されている。博物館は「(『于山島=独島』を)分かりやすくするため」と堂々と説明する。

 韓国側が「独島を守るために奮闘した」と後年になって将軍の称号を贈った安龍福の様子がジオラマで再現されていた。白衣の正装に身を包み、“将軍然”とした安龍福の指揮下、手に棍棒(こんぼう)を持った朝鮮の人々が、日本の武士と漁民を鬱陵島から追い払っている。

 だが史実は逆で、安龍福は国禁を破って密航した貧しい兵士。日本漁民に鉄砲と刀で脅され、越境の商人として日本へ連行されたのだった。下條教授は「韓国の歴史では、王朝が代わると、正当性を主張するために必ず前政権を全否定する。そうした公文書が無批判に歴史として認識され、安龍福も将軍にまつりあげられた」と分析する。

 だが、こうした展示物をよそに、団体ツアー客たちは「独島土産」の物色にいそしんでいた。一般の人には歌や写真、単純な標語の方が親しみやすいのかもしれない。 

(竹島問題取材班)


 「独島博物館」のレリーフが史料(「八道総図」)と食い違っている件について、皆さんご存知かとは思いますがいちおう補足。

 博物館はレリーフを近く撤去することを明らかにしています。
 同館の研究員は、位置が違う理由について「来館者がより見やすいように」と説明しましたが、「日本の研究者からクレームが多く、紛争の火種になるので近く撤去する予定だ。年内には別の展示に取り換える」と述べ、同館は初めて「誤り」を認めたそうです(産経5/5付)。

 ↓画像はクリックすることにより新規画面で拡大されます。

image[simairekawari.jpg]【上】独島博物館の入り口に展示されているレリーフ

【下】古地図「八道総図」を忠実に再現した独島博物館前の石碑

 レリーフは「八道総図」をもとに製作されました。韓国は「于山島は独島を指す」としていますが、「八道総図」では鬱陵島の西隣にある于山島が、レリーフでは東隣に移動しています。

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