産経/竹島特集「波頭を越えて」第2部(1)〜(3)

2007.05.19 Saturday 01:38
くっくり



 5番まである歌詞には、「♪世宗実録地理誌50ページ3行目」など、領有権の論拠とされる文献のページ数から竹島(韓国名・独島)の位置、自然環境まで詳しく織り込まれている。「♪日露戦争直後に所有者のない島だと言い張られても本当に困る」と日本批判もあり、一時は「日本を刺激しすぎる」と放送禁止にもなった。だが、地元の人は「韓国人なら子供でも知っている歌」という。

 東京大学東洋文化研究所の玄大松・准教授が2001年5〜6月にソウル市で行った調査では、「独島は韓国の領土」という認識を持つ子供は、小学校入学前でも48%、入学後では93%に上る。これは教育よりも歌や報道などの社会的な雰囲気による影響が大きく、玄・准教授は「日本の侵略イメージとあわせて『独島意識』が形成されていく」と分析している。



image[070517sankei.jpg]

 鬱陵島の港から「独島博物館」へ至る道は、レンガの再敷設工事が進められていた。「今年で開館10周年なので、周辺一帯を郡で再整備しています」と鬱陵郡の任荘赫・広報係長(40)が教えてくれた。周辺一帯は、公園も整備された広大な施設だった。

 韓国最大の財閥「サムスン」グループが約11億円かけて建設後、国へ寄付した博物館は、韓国内でも唯一の領土問題に関する博物館だ。建物へ向かう途中、「対馬はわが国の領土」と大書した信じられないような石碑が目にとまった。

 館内は3人の職員が案内してくれた。地下1階、地上2階建て延べ1600平方メートルの建物内には、約1300件の資料が展示されている。1905年の竹島の島根県への編入を告示した公文書の複写らしきものなど、日本の公文書の複写らしきものなど、日本の公文書や古地図が実に多い。古書や古地図の収集家だった初代館長の故李鍾学氏が寄贈したもので、「ほとんど日本からもらった資料」という。

 日本国内で竹島の領有権主張を示す看板も、地図と住所、写真付きで紹介されていたが、すべてに批判の解説が添えられている。



 日本の資料をこれだけ集めた韓国が、日本と正反対の解釈に至るのはなぜか。竹島者代に詳しい下條正男・拓殖大教授は「韓国では国家が編纂(へんさん)した文献以外は『野史』として歴史的・文献的価値がないから」と解説する。

[7] << [9] >>
comments (9)
trackbacks (1)


<< 「アンカー」国民投票法成立 安倍首相の真の狙い
産経/竹島特集「波頭を越えて」第2部(4)〜グラフ >>
[0] [top]


[Serene Bach 2.04R]