2006.04.27 Thursday 01:13
くっくり
胡主席の講話は計算外れだった。中国は一九九六年、台湾の李登輝元総統が再選を目指した選挙の際に、いちいち介入しようとした。しかし、介入すればするほど李氏の人気は上がった。
台湾に対する介入は逆効果になったのに、性懲りもなく日本の総裁選に干渉するのはなぜか。中国のような独裁国家は、分かっていてもやめられないことがあるのだ。国民に対して強い対外姿勢を見せることでしか、権力を保持できないからだ。
サッカーアジア杯での反日行為、日本の国連安全保障理事会常任理事国入りに反対する反日デモ…と何度も映像を見せられれば、お人よしの日本人だって真実に気づく。
日本は中国と首脳会談を行わなくても、何の痛痒(つうよう)もない。中国のえげつない手法をどう受け止め、はね返すかで「国家の品格」が問われる。外国に何か言われて、それによってすぐ姿勢を変えるようでは、自主独立の国とはいえない。(談)
(きん・びれい)
評論家、台湾総統府国策顧問。昭和9年、台湾生まれ。34年に留学生として来日、早大第一文学部入学。早大で20年以上にわたり英語講師を務める。夫は東京理科大教授、周英明氏。
<原点戻り平和友好の道を 中江要介氏>
今の日中関係は昭和四十七年に国交正常化したときの原点から大きく外れてしまっている。残念だし悲しむべきことだ。
胡錦濤国家主席の「靖国参拝がこれ以上行われないなら、首脳会談をいつでも開く用意がある」という発言に対し、批判する声があるようだ。しかし、そうした批判は言葉の端々に言い掛かりをつけているような感じがする。むしろ、胡主席がそう言わざるを得ない原因がどこにあるかということを、加害者である日本は反省すべきだ。
小泉純一郎首相が「靖国参拝は心の問題」というなら戦争責任も心の問題だ。「話せばわかる」と言って何年がたつか。言葉だけで自分は日中友好論者だといわれても本当とは思えないだろう。
日本遺族会長の古賀誠元自民党幹事長が「靖国にお参りするときは、心の中でA級戦犯は分けている」と述べているそうだが、そんないい加減な発言をするから靖国参拝をやっている間は、そういう政治家とはまともにつき合えないということになってしまう。
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