責められるべきは石原ではなく貝原

2007.04.10 Tuesday 19:54
くっくり



 「あの時の首相が村山でなければ。知事が貝原でなければ」ってのは、関西では今でも仲間内などで震災の話題になった時、必ずといっていいほど出てくる言葉なんです。


 再び佐々淳行さんの言葉を紹介します。
 
 佐々さんが石原都知事3選の件で4/9放送「ザ・ワイド」に生出演された時(私は全く知らなかったんですが、佐々さんって石原さんの選挙対策本部長をやってたんですね)、司会の草野仁さんからこの話題を振られたんですが、その時の発言です。

image[070409sassa.jpg]実はね、死者の総数は6,434なんでございます。そうするとね、これの2割ということは千数百人なんですね。
それはねトリアージ、緊急治療システム、もう重傷者から先に手術をするという、優先順位をつける、アメリカやっております、世界中やっております、日本はやっていないトリアージシステム、それのことを彼(石原氏)は言ってるんです。
ですからね、長い間ね、病院で緊急治療しなきゃいけないやつを、番号札配ってね、先着順っていうのをやって、若いやつらみんな軽傷者で来ちゃってね、重傷者が後から死んだっていうのは、間違いない事実であります。
貝原さん、お気の毒ですけれども、我々はやはり最初に、8割圧死というのが本当かどうか疑っております。
火災でもって、生き埋めになった人で、あの、火あぶりになった人たくさんいるんだから。
出動要請をしなかった、自衛隊は来るのは違憲だと言った人たちは誤りだと思います。


 あと、もう一つ重要なことがあります。
 仮に本当に8割が発生直後に圧死していたとしても、貝原氏がそれを知ったのはデータが出た後、つまり震災発生から何日も経った後だったはずです。
 震災当日に「8割はもう亡くなってるんだから、自衛隊の派遣を急ぐ必要ない」と判断して、出動要請を遅らせたのでは決してないのです。

 だから、「要請が遅れたから死者が増えたのではない」「犠牲者の8割以上が、発生直後に圧死していた」「大災害が起きた場合、公的機関による救済には限界がある」といった一連の貝原氏の言葉は、遺族に対して非常に無神経な物言いだと私は思います。


 もう一人、無神経な人がいます。それは筑紫哲也。

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