2007.03.10 Saturday 03:01
くっくり
「河野談話」見直し論のように、政治が不用意に蒸し返すと事態がかえってこじれるケースはよく見られる。長期的な視野に立っての国益をまず考えるのが政治家の責務のはずだ。不健全なナショナリズムをあおる行為は厳に慎まなくてはならない。
安倍首相をはじめ日本の政治家がやるべきことは、明白だ。米下院での決議案を成立させないためにも、近隣諸国の懸念を払しょくするにも、従軍慰安婦問題で謝罪してきたわが国の立場をていねいに説明することだ。安倍首相は「主張する外交」を掲げるが、主張の結果は、国益に合致したものでなくてはならないはずだ。
加藤千洋
「整理して考えてみたいが……、安倍さんは河野談話を受け継ぐと繰り返し言っている。が、国会で『強制の事実を裏付ける証拠はなかった』と。海外ではそれを『河野談話にあった軍の関与を否定するもの』と報道され、波紋が広がった。そういうふうに受け止められて、難しい状況になっている。『日本の前途と歴史教育を考える議員の会』はもともとは河野談話の修正を求めていたが、かえって苦しくなるので、改めて調査を要求するという形にした。半歩退いたのかなという印象。微妙な情勢ですね」
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