2007.03.05 Monday 14:17
くっくり
去年は3月に野球の国際大会、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に出場したこともあり、この本が訴えたいことがよりよく理解できた気がしてならない。
日本人は積極的に英語を覚えようとしているけれど、その前になにか忘れてはいないか。自分たちの母国語、国語をシッカリと勉強する必要があるのではないか。自分の国の歴史、文化を軽視して英語だけを覚えても真の国際人といえない。「キミの国はどんな国? どんな歴史を持っている?」と聞かれてまともに答えられないようでは、海外に出て恥をかくだけだ。なるほど、そうだなと思った。
私がWBCで感じたのは韓国、台湾、中国、そしてメキシコ、アメリカなど他国の人はすごく自分たちの国を誇りに思い、胸を張っているということ。それに比べて日本人はどうだろうか。自分たちが日本人であることすら隠そうとしているように思えるときがある。それは本来のあるべき国際人の姿ではないと感じていた。この本を読んで、そういった考えを持っているのは自分だけではないのだと再認識することができた。
この本はこれから海外に飛び出そうと思っている人にぜひ読んでもらいたい。自分の国の文化、歴史、語学をしっかりと理解し、誇りを持って世界に飛び出してほしい。(新潮新書)
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【プロフィル】渡辺俊介
わたなべ・しゅんすけ 昭和51年、栃木県生まれ。新日鉄君津から平成13年、千葉ロッテマリーンズ入団。球界では数少ない下手投げ投手で、通算成績は43勝30敗。
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〈メモ〉『国家の品格』は、武士道精神に着目した数学者の藤原正彦氏が、グローバリゼーションに踊らされることなく、日本固有の価値観を重んじることで、品格ある国家を目指そうと提言している。平成17年秋の発売以来、220万部を超すベストセラーになり、「品格」は昨年の新語・流行語大賞に選ばれた。
(2007/01/07 08:52)
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