2006.04.22 Saturday 01:50
くっくり
ここまできたら、もう歴史認識のすり合わせなど到底不可能であろう。現に昨年6月、日韓両国政府が合意して3年間を費やした「日韓歴史共同研究委員会」の報告書が公表されたが、両国の学者専門家の結論は、ほとんどすべての論点について、見方が一致していないということで一致していた。
たとえば室町時代以降の朝鮮通信使ひとつとってみても、日本側が「朝貢使節として受け入れた」という見方を示したのに対し、韓国側専門家は「対等の善隣友好使節だった。朝貢という用語自体を削除せよ」と反論した。ネットでその詳細を読むことができる。
対等なら徳川政権の百数十年も前から、一方的に「通信使」が数十回も日本にやってくるはずがない。琉球王国と同様、朝鮮も本中華(大陸)と中中華(日本)に「両属」していた。
それを日本から指摘されると逆上するのである。
韓国がこうした歴史の歪曲、捏造、創造にのめり込んだ責任の一端は日本にもある。戦後の日本では、韓国が度を越した自尊に邁進するのを容認しただけでなく、日本は正反対に自虐の教育を徹底させてきた。通信使が大陸文化を伝えに来てくれた善意の友好使節だと教えてきたのは、日本人自身である。
ところが韓国の国定教科書をめくると、朝鮮は古代から日本に「私たちの文化と技術を教えてあげた」「伝えてあげた」のオンパレードである(邦訳あり)。決して「大陸の」ではないのだ。
韓国の夢想自大主義を知ることは、同時に日本の自小病理を直視することでもある。
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