2006.04.22 Saturday 01:50
くっくり
韓国民が「なんでもかんでもウリジナル(我国起源)」を信じ込むようになったのは、中年以下の世代が漢字を読めなくなったからだという見方がある。おそらく正しいと思われる。
黄教授の虚偽論文事件を大々的に報じる韓国紙をテレビで見たが、黄の字(つまり姓)を漢字で書いたのが1紙だけ。あとは皆、一面全部がハングル文字で埋め尽くされていた。
昨年、韓国の公文書館(National Archives)にあたる国家記録院が、1948年制定の韓国憲法の原本を紛失していることが分かった。監査でさらに、52〜62年にわたる改正憲法の原文も、重要書類でない一般書類に分類されて保管されていた一方、大統領関連の重要書類として保管されていた文書の74%が、資料として価値のないクズだったことが分かった(読売新聞・05年10月29日付)。
これが実態である。いまや公務員が漢字を読めないのだ。だから歴史的文書の重要さが分からず、ウリナラ(我国)憲法の原本さえ「見えなく」なってしまうのである。
ここで重要なのは、「読めないなら誰かに聞けばいい」。日本人ならそう考える。韓国民、なかんずく公文書館の職員でさえ、そういう修正がないらしいということがいちばんの問題である。
歴史を自分で検証することができないだけでなく、それが歴史への関心を希薄にしているのではないだろうか。
日本人は、大新聞の主筆が今頃になって「東条はヒトラーと同じだ」などと曰(のたま)えば、その当時の文献を誰でも探して読めて、本当かどうか検証することができる。60年前どころか、2000年も昔の漢文史料を読みあさって、邪馬台国はどこだったと熱中する古代史マニアも掃いて捨てるほどいる。
しかし、韓国民の大多数は(おそらく盧武鉉大統領を含めて)、漢字の混じった文書を正確に読むことができないので、自分たちの過去が分からなくなってしまった。
それなら作ってしまえとなる。日本との歴史的な条約等は読めない、読まない、読みたくないので、それならいっそ不平等条約だったからすべて無効だ、政府は再交渉せよ、というように飛躍する。
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