朝日新聞 若宮啓文論説主幹インタビュー
2007.02.27 Tuesday 20:26
くっくり
若宮 あのですね、半分はわかるというか、私もそう思うんですけど、いいか悪いかは別として、実態として、必ずしも一人で判断して書いているわけじゃないんですよ。「社説」というのは、執筆者はいますよ。ただそれについて論説委員の間で、かなりの議論があるんですよ。その上で書くわけですよ。
だから、執筆者がいるのに匿名にするのは隠しておかしいというのは違うんですよ。
本郷 もう「社説」という形にすることはないんじゃないですか。
若宮 それは、ニューヨークタイムズだってワシントンポストだって、どこの新聞でも、「社説」は「社説」ですよ。
本郷 ニューヨークタイムズだってワシントンポストだって花形記者が署名で書いているじゃないですか。
若宮 でも、「社説」は「社説」で別にあるわけですよ。毎日新聞が「社説」のほかに論説委員の名前で書いている。ぼくも見ているんだけど、やっぱりインパクトないんですよ。「社説」の欄に「社説」としてやらないと。
本郷 それはあなたが朝日新聞が相当な権威だと思い込んでいるからですよ。
若宮 いや、いや。
本郷 看板しょってるから、重みがあるとか、インパクトが違うと思っている。やっぱりね、これはすばらしいことを書いているというのは、個人の力だと思うよ。
若宮 個人は否定しないですよ。個人でやるものと、やっぱり社として、いろいろ考え抜いた末、こうだと言うものがあっていい。
本郷 この前、販売のあるOBからね、失礼だけど、「若宮が能天気なことを書くと紙がざかざか減る」と言われたよ。インターネットを見ればわかる。あなたは本当にメチャクチャ言われている。
若宮 でも、それ……。
本郷 で、なかには妥当なことを言っているものもあるんですよ。それはぜひお読みください。コミュニケーションの世界は広がっているんだから。
若宮 そうですかね。しかし、あれに全部答えていると時間が、身体がいくつあっても足りませんよ。それじゃあ人任せにするっていうのもおかしいじゃないですか。私に対する批判を秘書に書かせろとかね。
本郷 しかしね、少なくともそういう時代に入っていますから、そのことはしっかりとご検討いただいたほうが。そうしないと朝日新聞は取り残されてしまう。
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