2007.02.24 Saturday 02:18
くっくり
歯車が最初の音をギィーとたてたような、一つのことが始まろうとしている日のような気がいたします。何についてかといえば、先ほどお伝えした憲法であります。
私たちの国は3つの憲法を今まで持ちました。「聖徳太子の憲法」、そして日本が近代化するときの「帝国憲法」、そして戦後の生き方をデザインした今の「平和憲法」であります。
安倍総理は、この最後の憲法が占領軍に押し付けられたものであるという事を改憲の主な理由に掲げているのですが、実は国民の側から見ますと、3つの憲法はいずれも国民が作ったものではありません。従って、本当は自分達が自分達で憲法を作れるのだとすれば、それは素晴らしいことだと思いますが、そのためには考えなければいけない事がいっぱいあります。
過去の3つの憲法を自分達の、いわばこれからの国のあり方というものを良かれ悪しかれ示した。私は憲法をよくそういう意味で松明だと言って来ました。つまり、将来目指すべきものは何なのかということは、はっきりする。それが憲法の大事な役割であります。
もし現実がこうだから、それに今の憲法が合わないからという、現実に擦り寄って、例えば先ほどのチェイニー副大統領は、「集団的自衛権を日本はそろそろ認めろ」と言っているわけですが、そういう外側の条件に合わせて自分達の生き方を決める。そういう形で憲法を変えるとすれば、何が起きるかといえば、そんな国は必ず滅びると思います。
そうではなくて、自分達がどんな松明を作るのか。その観点で、これから憲法の議論というものをきちんと始めないと大変な事になると思います。
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