竹島問題の陰に海底地形呼称問題(仮称)があった(2)

2006.04.21 Friday 01:42
くっくり


 かつて周辺で操業する日本漁船を多数、拿捕したこともある。日本の領有権はもとより、それを主張することさえ認めようとしないかたくなな態度できた。
 今度の強硬な姿勢も、来月に地方選挙を控えた政権の人気取りといった次元だけでとらえるのは間違いだろう。
 日本は、自国のEEZ内だから韓国と関係なく調査できるという立場だ。海上保安庁は調査についてホームページに公表し、韓国などには郵送もした。
 だが、ただでさえ複雑な背景を抱える海域である。それに加えて、いまの日韓関係は小泉首相の靖国神社参拝などでかつてなくささくれだっている。郵送だけですまさず、なぜ今なのかも含めて丁寧に説明すべきだ。
 その間、調査はEEZが重なり合わないところでまず進め、重複海域への立ち入りを見合わせるのも手ではないか。
 漁業の面では、竹島の帰属問題は棚上げにして互いに操業を認める暫定水域を設定した。測量調査でも、そんな知恵を編み出せないか。
 北朝鮮の問題に限らず、東アジアの将来のために日韓は手を携えていかねばならない。そんなときに「調査強行」「拿捕」なんて時代錯誤というほかない。

 何カ所か突っ込ませてもらいます。

<海上保安庁によると、今回の目的は海底の新しいデータを得て海図を作り直すことだという。>

 昨日も書いたけど、韓国は日本のEZZ内にある海底地形に韓国名をすでにつけており、それを6月ドイツで開かれる国際会議で既成事実化しようとしています。それは海底地形の名称だけでなく竹島の領有権も既成事実化されかねないことを意味します。
 日本はそれを認めるわけにはいかない。だから今回、海底調査をしようとしているのです。

 ところがこの記述からは、そういった日本側の切迫感が全く伝わってこない。その後の段落を見ても同様。具体的な説明が全然ない。
 これじゃ事情を知らない読者は、日本に非があると勘違いしてしまうかもしれません。「韓国を刺激してまで、なぜいま慌てて海図を作り直す必要があるの?」と。
 もちろん朝日はそれを狙ってわざと経緯を説明しないんでしょうけどね(-.-#)
 (但し私は朝日紙面を読んでません。もし経緯を正しく伝えた記事があったらごめん)
 
 後半は朝日クオリティ全開ですね。「日本は昔、韓国にひどいことしたよね。だから大目に見てあげようよ」とでも言いたげ。お約束の靖国参拝批判も忘れてません。

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