2007.02.03 Saturday 03:14
くっくり
これが30年の間に、アメリカは周囲に「キッシンジャーの言ったことと見解は変わっていませんよ」と言いながらも、ずるずると「一つの中国を支持する」という見解に変わった。キッシンジャーはそんなことを一言も言っていないのに、です。
そしてとうとう中国はアメリカに、「台湾の独立を支持しない」とまで言わせたのです。
しかもまた、中国は今、この発言を捉えて、「アメリカは台湾の独立に反対であると言った」というキャンペーンを行っています。中国国内の新聞では、そう書かれている。
アメリカも一時は、ブッシュ大統領が「どっちだって同じじゃないか」と言って、うっかりこのキャンペーンに乗りそうになりました。
アメリカにとっては大ざっぱに言えば同じような問題かもしれませんが、台湾で独立運動をしている人たちにとっては大問題です。
先のアメリカの発言は、台湾の独立運動をアメリカが支持したり支援したりしない、とただ当たり前のことを言っているだけで、台湾の全国民が本当に独立を希望したとしたらアメリカは反対しないということです。その言葉尻を捉えてキャンペーンをはる。
中国はこういう手法をとります。
今、日本に対して行っているキャンペーンは、「安倍総理は靖国に参拝することはないと確信している」というものです。
彼らは、「そうでしょう?そうでしょう?」と言い続ける。そしてそれを繰り返しているうちに、やがて、「参拝しないと言った」というふうにすりかえます。日本はこの手法に乗らなければいい。
安倍総理は「行かない」ということだけ言わなければいいと思います。そもそも中曽根元首相が行かないと言ったために、いまだに問題になっているわけで、結果として行かないかどうかは別として、「行かない」とさえ言わなければ問題ありません。
もちろん、靖国に参拝しても問題ありません。参拝したとも、していないとも言わなければ、10月の初めの状況となんら変わっていない。中国が首脳会談を断る理由がありません。
安倍総理が春の例大祭に靖国参拝するかどうかはわかりませんが、在任中に「行かない」ということだけは言わないのは確かでしょう。
日本人が靖国参拝するのは当たり前です。それに、外国が口を出すのがおかしい。その一言につきます。
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