参院選で改憲勢力に4足りないが安倍総理は歓迎!?…青山繁晴「虎ノ門ニュース」

2019.07.30 Tuesday 00:59
くっくり



 但し、総理は、言い方があまりにもひどいけど、これ大喜びだと思うな。
 4足りないというのは、もう天の配剤として…、天の配剤じゃなくてほんとは有権者の意思ですよね。
 有権者の意思としてベストだと。
 ベスト・オブ・ベストだと総理は考えてらっしゃると、勝手に今、人の頭の中に踏み込んで申し上げただけで、全責任は私にあります。
 但し、今言ったことは全部リアルな話です。

 したがって、普段の参院選挙の動きの後と全然違う、今回は。
 それから総選挙、つまり解散する権限を総理はあえて温存しましたよね。
 文句あるんですか?あるなら解散です!というのを残したでしょ。

 これ今回使ってたら、何もないわけですよね。
 参院選は3年後、衆院選も今回やってれば、またすぐやりますというわけにいかない。
 そうすると、僕は衆参W選挙を消費増税凍結を掲げてやるべきだったという意見は今も変わりませんが、したたかな総理だなというのはね、痛感するんですよ。

 あともう1個ね、オールドメディアに出てないことで言うとですね、これもしW選挙やってたら、野党協力が全然変わってたと思われるんですよ。
 これオールドメディアの世論調査では全然そういうの出てこないんですよ。

 安倍政権の特徴は、今、全世界の民主主義国家、中国やロシアなどは置いといて、いわゆる民主主義を曲がりなりにもやってる国で言うと、これほどインテリジェンス、情報機関を活用してる政権は安倍政権以外にないんですよ。
 したがって、前は日本の情報機関ってオールドメディアのやる世論調査に味付けするぐらいだった、解釈するぐらいだったが、今、主体的に色んな調査をやってるんですよ。

 その調査によると、衆参W選挙になると、野党共闘がもっと本物になったんですよ。
 普通だったら、参議院だけでやると、32ある1人区ね、野党統一候補を作りやすくなるけど、衆議院選挙だったら県の中でも細かく小選挙区に分かれるじゃないですか。
 そうすると当然、参議院の中の野党共闘がやりにくくなると思うじゃないですか。
 それがこのインテリジェンスの調査では、衆議院を咬ました方が、野党共闘がやりやすくなるっていう結果が出たんです。

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