日本タンカー攻撃したのは誰?・「日本の尊厳と国益を護る会」発足 など…青山繁晴「虎ノ門ニュース」
2019.06.18 Tuesday 00:10
くっくり
無理に考えれば考えられなくもないが、オマーンという全然違う立場の国が挟まってるうえに、実際にオマーンの支配下であるオマーン湾には簡単に行けない。
フーシはあくまで陸の勢力だし。
他の港もカタールを除けばサウジ系だし。
するとアメリカの国務長官が自分で言った通り、国じゃないとできないのではないかと。
だったら、イランかアメリカしかない。
ただ、イランもアメリカもコントロールできない部分があるんじゃないかと。
そういう部分もなくはないが、ただ革命防衛隊はみんなのイメージと随分違う。
つまり正規軍とは別系統の陸海空軍がいて、ものすごく強い。
しかもこの革命防衛隊は事実上、大統領の指揮を受けない。
ロウハニ大統領は指揮できない。
ハメネイ師だけが動かせる。
そのハメネイ師が決断なさって、安倍総理と会談する時に革命防衛隊を動かすわけがない。
もしこれが革命防衛隊の一部でも動いたとなったら、イランの国家構造に大変な異変が起きていることになって、中東全体のものすごい不安定要因。
やったのはイランかアメリカか、どっちともつかない。
イランに利益があるわけないからアメリカじゃないかと、ヨーロッパの情報機関は言ってる。
が、公平に言って、僕はイランに利益はあると。
ホルムズ海峡を封鎖すると、日本に電気が来ない、身動き取れない、在日米軍の動きも鈍くなる。
日米同盟が機能しなくなる。
イランは今アメリカの制裁で石油出せない、サウジは出せる。
やけのやんぱちで、ここ封鎖したらお前ら終わりだぞと示せる効果がありますねとヨーロッパの情報機関に言ったら、そうだなあと。
今はそういう段階。
(4)安倍総理がトランプ氏と電話会談 イラン訪問結果
この会談の中身は出てこない。
安倍さんとトランプさんは本音でガンガンにやり合っている。
本音を言わない、あるいは分からなかったオバマさんとは違う。
これがあるから、外向けにも、「証拠がないのにイランがやったって言うな」と言えるのであって。
日本は当事者の一角になったので、本当の勝負は9月。
国連総会がニューヨークである。
安倍さん、トランプさん、ロウハニ大統領が来る。
三者会談ができるかどうかが勝負。
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