外交青書から「北方四島帰属」が消えた理由(項目のみ)…青山繁晴「虎ノ門ニュース」
2019.05.14 Tuesday 00:27
くっくり
☆新著「不安ノ解体」
(★)トラ撮り!
☆功山寺と高杉晋作
☆外交部会 5月9日
16時29分に北朝鮮の一発目のミサイルが撃たれた。16時43分に僕に連絡が入った。
部会の最中。部会長らの許可を得て発言。「北朝鮮が今また撃った。政府・自衛隊の態勢は?」。
答えはどういう態勢を取っているかにつながるので申せませんが、おかげでどんな態勢を取ってるか私たち議員は良くも悪くも分かった。
☆外交部会 5月10日
2019年版外交青書に「北方四島は日本に帰属する」という記述がなくなった件で開かれた。
僕が聞いたのは、「ロシア含めた国際社会に誤解される。水面下でロシアが『書かないなら妥協する』と言っていれば別だが、僕の得た情報の範囲内ではそれはない」。
その後、大ベテランの方などから意見が出て、例えば野田毅さんなどから「外務省の説明は言葉だけで説明になってない。外交青書は世界が読むのに、明らかに日本の立場を弱くしている」と。
これ外務省は頑張ったと思う。今まで聞いたことない説明をした。
「外交青書を含め、日本が色々言うとロシアはすぐそれをメディアに載せる。ロシアのメディアは基本的に国家のもので、メディアに載せてプーチン大統領がそれを利用して、ロシアが強硬姿勢になる。それがいつも作戦だから、交渉の中では日本の立場をはっきり言うが、発信ではもう言わないことにした」
これは内閣総理大臣が、立場を後ろに下げたんじゃなくて、ロシアの手には乗りませんということだと説明すべき。
☆国防部会・外交部会・安全保障調査会・外交調査会合同会議 5月10日
総理が北朝鮮のミサイル発射についてぶら下がりで「直ちに日本の安全保障には直ちに影響しない」。
枝野官房長官(当時)の「放射性物質の漏洩は健康に直ちに影響しない」と同じで、いつか影響するのかと。
その場で逃げてる説明で、これはおかしいと僕が言ったら、防衛省が「これは石破防衛大臣の時代からこう言うことに決めてる。我々の意図と反対になってることに気づいた。これは安心してもらおうと思って言ってきたこと」。
でも、改めておかしいと。さっきの外交青書と同じで、日本が誤解されるし、国民にも伝わらない原因だから、やめましょうという話をした。
それとは別に、防衛省から非常に注目すべき情報が。5月9日に北朝鮮がミサイル撃ったのと同じような時間にアメリカがICBMを試験発射。北朝鮮はアメリカに対してではなく韓国を圧迫しているという防衛省の分析。
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