【お知らせ】ここらが潮時?

2019.05.11 Saturday 01:24
くっくり


 アルツハイマー型認知症と診断された2018年1月から(実質的には2017年の夏から)、別居介護が続いていましたが、この3月に義母が施設(サービス付高齢者向け住宅)に入居しました。

 義母には申し訳ないですが、これで私は自分の時間をかなりの部分で取り戻せると考えていました。
 ところが、当初の想定と全く違い、義母の介護にかかる時間は以前より逆に増えています。

 最初のうちは、「義母も私も慣れないからこうなってるだけで、慣れたらきっと大丈夫」とポジティブに捉えるようにしていましたが、入居から約1カ月半が過ぎ、残念ながら、この状態は今後もずっと続くであろうことが分かってきました。

 大きな理由は2つあって、まず、義母の希望に沿う形でデイサービスの日数を増やしたところ、介護保険で使えるサービスの単位が限界に達してしまい、ヘルパーさんを頼めなくなったこと。
 要するに、私が掃除や洗濯などヘルパーさんの仕事をしなければならなくなりました。

 もう1つの理由は、義母が新しい住まい(施設)から一人で通院できなくなったことです。
 義母は整形外科、泌尿器科、眼科に長年通ってきましたが、自宅にいた頃は、特別な場合を除いて基本的に一人で行ってもらっていました。
 長年通い慣れた道なので、それが十分可能だったのです。
 施設から各病院へはいずれも近いのですが、義母は新しい道のりが覚えられず、私の付き添いが欠かせない状態が続いています(認知症は新しいことを覚えるのが困難な病気です)。

 もちろん、義母に施設入りしてもらったこと自体は大変良かったと思っています。
 独居だった頃は、転倒、火災、徘徊、薬の飲み忘れ、悪質商法の勧誘など、さまざまな心配がそれこそ四六時中ありましたが(火災以外は全て経験済み)、それが一切なくなったんですから。

 気持ちの面では安心、でも肉体的にはきつい、そんな日々が入居以降ずっと続いてきたわけですが、先日、ついに夫に言われました。
 「この際、仕事(在宅でチラシ作成)辞めて、おかんの介護に専念してくれへんか?」

 私は即答しました。
 「いや、仕事辞めるより、ブログ辞める方が先でしょ」

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