大阪自民はもうどうしようもない…Tweetまとめ19.03.01〜03.15
2019.03.16 Saturday 00:50
くっくり
大阪自民が、府知事選の候補者として辰巳琢郎さんを立てようとした時、多くの府民が呆れました。
いくら有名人だからって、政治も行政も全く未経験の人を持ってくるなんて、有権者をなめすぎでしょと。
「いや、でも大阪人は『お笑い百万票』(有名人に弱い)でしょ?」と言われる方もいるでしょう。
確かにそういう面はあります。
が、それ以前に、私は辰巳琢郎さんが出馬しても、勝てる要素はあまりないのでは?と思いました。
理由は、まず辰巳さんは大阪よりも京都のイメージが強い(京都大学出身)。
それに、東京に行ってから非常に長い年月が経っています。
大阪人は、「東京に行ってしまった人(=大阪を捨てた人)」には冷ややかなところがあります。
確かに大阪人は有名人に弱いという土壌はありますが、一昔前に比べればだいぶマシになっていると思います。
というのも、横山ノックさんが府知事に当選した1995年当時や、平松邦夫さん(大阪で超有名な元MBSアナウンサー)が市長に当選した2007年当時と比べると、大阪の政治の構図は大きく変化しているからです。
彼らが当選した頃は、大阪維新の会はまだ存在していませんでした。
つまり、大阪の政治はそれほど「乱れ」てはいなかったのです。
2008年に橋下徹さんが大阪府知事になり、2010年に大阪維新の会ができました。
維新vs反維新の対立が深まるとともに、大阪人も政治に少しずつ関心を持ち始め、2015年5月の大阪都構想の住民投票で、それは最高潮に達しました。
住民投票を控え、老いも若きも、投票権のある人もない人(大阪市以外に住む大阪府民)も、家庭で、職場で、居酒屋で、「私は賛成」「私は反対」というふうに、自分の意見を述べ合う風景が普通に見られました。
つまり何が言いたいかというと、「有名だから」「面白そうだから」という理由だけで有名人に投票していた頃とは、大阪の政治の状況は全く違っているし、府民・市民の意識もそれ相応に変化しているということです。
ただ、これはあくまで私の印象であり、異論のある府民・市民の方もいると思います。
私の夫(生まれてからずっと大阪市在住)などは、「いや、でもやっぱり辰巳琢郎が候補者にならなくて良かった。維新にとってかなりの脅威になっていたと思う」と言ってますから。
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