【動画付き】青山繁晴さん〜資源エネルギーに関する調査会(原発汚染水・メタンプルーム)〜

2019.02.20 Wednesday 17:20
くっくり


産総研や、経産省、エネ庁は、遅れがあるのではないか。
日本は、メタンハイドレートについて2つの類型。
太平洋側に多いとされる砂層型と、日本海側に多いとされる表層型。
世界はその先を行ってて、その2つに、メタンプルームを加えた3類型になっている。
私たちが先駆的に研究してきたんですけど、いま世界で特に中国・アメリカ・ドイツなどで取り上げられています(各国の調査状況を配付資料をもとに説明)。
エネ庁と産総研は頑張って3年間、表層型メタンハイドレートの賦存量を調べたが、その調査でわざわざメタンプルームを全部無視した。
空洞みたいになっている所だけを調べて、そこから詰まってる所だけ探して、6億リューベだと。
これは日本が使ってる天然ガスの2日分しかない。
2日分しかないのにお金出して調査できない。
ところが資料にあるように、量は多い、1000年以上ポコポコと出続けている。
産総研と経産省の調査がいかにおかしいか。
私たちがやってきた調査に比べると、莫大な国民のお金を使って行った調査っていうのは一体何だったのかということになります。

※資源エネルギー庁 南 資源燃料部長
「3年間の調査ですが、これは表層型メタンハイドレートについては、平成25年度から27年度にかけて我が国周辺海域の資源量把握に向けた調査を実施したもの。その結果は、ガスチムニー構造と呼ばれる表層型メタンハイドレートの分布が見込まれる地質構造が、1742箇所、存在することを確認。このうち1箇所である、海鷹海脚と呼ばれる上越沖のガスチムニー構造を対象として、委託先である産業総合研究所が資源量の試算を行ったところ、先生ご指摘の通り、メタンガス換算で約6リューベが見込まれるという結果を得たもの。なおこの試算については、限られた情報から試算を行ったもので、実際メタンハイドレートの形状は分布の連続性、実質構造ついてはいまだ不透明な面があること、加えて地域によりメタンハイドレードの分布の特徴が不均一であることなどから、ガスチムニー構造全体に一般化して適用することは適切ではないという認識があり、このため表層型メタンハイドレートの賦存量全体については、現時点においては試算をしていない状況」

今の南さんのご答弁はさすが専門家であって、前進した意味はあると思います。
つまり僕も今までの調査が意味がなかったと申してるんじゃなくて、表層型をずっと無視してきた、今はメタンプルームを無視してる、そういう偏った姿勢から、偏った結論を出す、今までの政府がやってきたことは正しかったんだということを強調したいっていう、そういう姿勢はおかしいということ。

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