【動画付き】青山繁晴さん〜資源エネルギーに関する調査会(原発汚染水・メタンプルーム)〜
2019.02.20 Wednesday 17:20
くっくり
問題のひとつは原子力規制委員会のメンバーです。
さっき僕は学者で癒着してる人はたくさんいましたと申し上げました。
現場も見てます、民間人の時代に。
7年経った今でも、委員が基本的には学者中心。
現場を知ってる現場経験の豊かな技術者と言える方がいない。
テロリズムに対する危機管理の専門家もいない。
委員会の構成は政府の責任だが、あえて委員長の見解を伺いたい。
規制の中身に、破局噴火っていうものがある。
日本では7000年から1万年の間に1回ぐらいの割合で起きてる。
原子力規制委員会の新しい規制のメインになっている印象。
少なくともそれに多大のコストと時間が使われているのは間違いない。
そのコストっていうのは結局、電気代にはね返っている現状。
それを考えると、火山の噴火とか活断層とか、世の空気に引きずられて目立つ規制をなさることに神経が行っているんじゃないか。
こういう議論をもっと実務的な議論にするために、委員の構成をこう考えるってことを、委員長のご見解として、国会を通じるなどして政府側に訴えることがあっていいんじゃないか。
※原子力規制委員会 更田委員長
「委員の構成については、国会における議論の末、決められたものと認識。原子炉規制委員会設置法によって任命されたものとして、委員の構成に対して見解を述べることはふさわしくないというふうに考えている」
危機管理の一番大事な点は、完璧主義が一番怖い。
最大でも60年しかもたない原子炉を、なぜ10数万年に一度の活断層や、7000年から1万年に1回ほどの破局噴火が中心になるのかっていうのは、誰がどう見ても不可思議な話。
こういうイロハのイが分からない学者がずっと携わってきたってことは問題なので、委員長には様々な機会を捉えて発信していただきたいと願います。
(2)メタンハイドレート(メタンプルーム)
先日、この調査会の委員たちで筑波の産業技術総合研究所(産総研)に行った。
最初は政府が全然相手にしてくれなかったが、今や産総研でメタンハイドレート、隔世の感がある。
その上で厳しいことを申して申し訳ないですけれども、実は、世界では重大な変化が。
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