選挙控えてロシアからも北朝鮮からも足下見られる…青山繁晴「虎ノ門ニュース」
2019.02.18 Monday 19:32
くっくり
したがってこれは深刻な事態に立ち入ってるんですが、誤解されそうなこと言うと、一枚の紙の裏表で、困ったことには必ず良き面がついてるんです。
これ総理はもともと6月28日・29日の大阪G20サミットで、プーチン大統領と安倍総理が共同記者会見して、北方領土はまずは二島と。
日本側は「まずは」と付けて、ロシア側はおそらく付けないけど、まずは二島というような、これでがっちりもう平和条約とまでいかなくても、基本合意みたいなことを発表して、で、北方四島ずっと言ってきたけど、まずはこうですと。
でも、それは国民に意見聞かなきゃいけないと。
だからちょうど6月末ですから、衆議院を解散して、というつもりもあったんですけれども、まずこのロシア側が、それでよけい足下を見て、ああ、それを考えてるのかと。
しかもロシア側の分析は、こっちに伝わってくるのは、参議院選挙あるいは衆参ダブル選挙で安倍総理が勝てるとは全然限らないよねと。
仮に勝ったとしても、2年半しかないよね、2021年9月で任期終わりですから。
そういう足下も見て、参議院選挙の後、衆参ダブル選挙の後にしようというのが見えてきたので、今言った深刻な問題をほったらかしにして、ダーッと合意に急ぐってことが逆に、そんなに焦らなくてもいいってことになりつつあるわけですよ。
でもこのニュースのついでってわけじゃなくて、僕はどっかの機会で言わなきゃいけないと思ってたのが、皆さんこれ、お断りしなきゃいけないのは、今から言うことはあくまで僕の判断ですが、僕の判断では、総理はいったん4月21日に衆参ダブル選挙に打って出る覚悟を固めた。
固めたってことは決めたってことの前段です。
一国の総理、日本は独裁者じゃないので、固めてもその後決めるまでにはたくさんの手順がいるんです、党内でも政府内でも。
だからあくまで「固めた」ですけれども、一つはこの北方領土でいちおうのケリをつけて、国民にちゃんと意見を聞かなきゃいけない、それと同時に消費増税の見送りをして、で、その二つを衆議院解散の大義として解散する決意を、覚悟をいったん固められたと。
もう一回言いますが、僕が判断しただけですよ、勝手に。
でもずっと今まで一度も根拠のない判断したことはないです。
勝手な判断ですけれども、もちろん理由があって判断したわけです、僕は。
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