アイヌ新法は危険!新たな歴史捏造につながる恐れ…青山繁晴「虎ノ門ニュース」

2019.02.11 Monday 21:56
くっくり



 ただ、これはですね、今日僕が解説するから番組がこうしてくれてるんであって、虎ノ門ニュースとして応募工に決めましたってことではないと思いますから、それはあくまで僕の日だから、岡本ディレクターをはじめ皆が配慮してくれたんだと思います。

 その上でですね、この今の記事っていうのは、こう前提が書かれてないからちょっと分かりにくいでしょうが、日本と韓国は、つまり今から50年以上前にですね、国家間で合意してて、合意の中に、いろいろ紛争のようなことが起きたら、政府間協議をちゃんとやりましょうということを、韓国も当たり前ですけど、同意して、盛り込まれてるわけですよ。
 それで、問題がここまでこじれているわけですから、当然、日本政府としては、まあ今までの日本政府からしたらね、むしろ態度がはっきりした方で、この両方で合意したやり方、政府間協議で一緒にやりましょうって言ったら、それが嫌だと何とも言わずに、回答してこないわけですよ。

 で、この記事は実はもう全部読んでもらわなかったけども、記事の中には、「韓国は(協定の枠外の)一般的な外交ルートを通じた交渉」っていう記事の表現があるんですが、一般的な外交ルートを通じた交渉って何のことか分からなくて。
 この政府間の合意に基づいて話し合うっていうのは、一般的な外交ルートですよ。

(居島:そこ以外に何が…(笑)、何がどこにあるんですか(笑))

 だからあまりにもおかしいんで、さっきの(ニュース項目)は韓国の国会議長が実際に言った言葉と思われるから(一平ちゃんに)読んでもらったけど、これはもうこういうところからして変なんですよ。
 まるで我が古巣、共同通信の今の記者が書いて、デスクが認めて、共同通信が世界に向けて発信した記事を読むと、あ、日本が言ってるのは特殊なやり方なんだと、すごい変わったことを日本政府は要求したんで、韓国は一般的にやりたいと言ってるんで、韓国の方がノーマルだって印象を誰だって持つわけですよ。

 これ無茶苦茶な話であって。
 すでにこれだけ双方の言い分が食い違ってんですから、まずはきちんと政府間協議のあり方が決めてあるんだから、それでやりましょうって言ってるんで、むしろ日本の言ってることの方が一般的な外交ルートの交渉なんですよ。
 そうでなかったらこれ何のために合意したんですか。

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