【過去】海上保安官メモ全文起こし(尖閣ビデオ流出とレーダー照射問題)

2019.01.25 Friday 00:15
くっくり


  ・アニ妻ブログさん11月11日付


 メモ全文を見ますと、この海上保安官が決して興味本位とか、そういった生半可な気持ちでビデオを流出させたのではないことが分かりますね。

 あと、メモにはありませんが、彼は山川記者にこのように語ったそうです。
 (以下「ミヤネ屋」11月11日放送より。テレビにだまされないぞぉさん11月11日付に起こしあり)

 「あれ(ビデオ)を隠していいのか」
 「闇から闇に葬られて跡形もなくなってしまうのではないだろうか」
 「もともと国民が知るべきものが私の目の前に落ちていて、それを拾って届けた。こんなん拾わんでもええんちゃうか、余計なことして、とおっしゃる方もたくさん居ると思います。でも、うやむやにするよりは、たとえ一時大騒ぎになろうが、知ることが、やっぱり国民・日本という国のためになると、私は思いました」
 「職を失うことは覚悟していました。やる以上はそうなってもやむをえない。残された家族、これが最大の心配です。私の行為によって傷ついたり迷惑をかけた人には非常に申し訳ないと思っているので、そういう意味では後悔は非常にしています。私の周りの人間に累が及ばないように、それだけが切に願っていることです」

 また、「sengoku38」の投稿者名については、「官房長官の名前でもありますし、戦国時代の“センゴク”かもしれないし、日本を取り囲む状況が戦国時代さながら、そういう意味にも取れるんじゃないでしょうか」「私の胸の中にひとつくらい秘密があってもいいのでは」と、意図を尋ねた山川記者をはぐらかしたそうです。

 倫理に反したら甘んじて罰を受けるという覚悟を持って流出させたのか?という点について、山川記者は、「公開することにより、賛成もあるが、大きな批判にさらされるという事も彼は分かっていた。あと、自分の主義主張を伝えたいとか、今の内閣へダメージを与えたいとか、そういう気持ちではないと。内部告発にありがちな、今の組織に不満があるとかいう事は全くなく、職場の同僚にも大変感謝をしていると話していた」と説明。
 そして山川記者は最後に、「彼と直接向き合った感想は、非常に丁寧な人物。家族を心配する時には涙するという事もあった」と述べました。

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