国益損ねる共同通信の北方領土報道…青山繁晴「虎ノ門ニュース」(付:レーダー照射で防衛省が最終見解)
2019.01.22 Tuesday 00:55
くっくり
唯一大きなチャンスがあったのは、ソ連が1991年に崩壊して、その後エリツィン大統領が大混乱になって、特に経済がもう破綻に追い込まれて、それでエリツィンさんは日本側に対して、より妥協的なことを言って、モスクワに帰ってからボロクソに叩かれて、話を急転させるんですが、あの時の大失敗っていうのは、エリツィンさんがモスクワに戻っていくとそうなるのは分かっているから、その前に確定させるべきだったんですよ。
普通の民主主義の国じゃないんだから、議会の承認とかがいるわけじゃないので。
それを、わあ良かったねでぼんやりしてたから、自由民主党も時の総理とか外務省ももちろん、ぼんやりしてたからそうなっわけですけれどね。
その時以外はそのいわば一瞬ですよ、一瞬。
ロシアがそこまで降りてきたのは。
それ以外はずっと二島なんですよね。
それで、先週の放送だったか先々週の放送だったか…、ロシア側の、正直たとえばアメリカとかイギリスとかフランスとかドイツとかに比べると分厚くないですよ?
私は外務省のロシア担当じゃないので。
でもゼロではないんでそっから入っていって、よく調べていくと、二島を返す用意があるんですよ。
だから記事の背景はですね、本当は択捉・国後は現実的でないっていうこの政府幹部の話じゃなくて、本当は、安倍政権も、これ僕とは全然違うルートだと思いますが、こう当たっていくと、二島は、あれだけ強硬なことを言ってる以上は、これお分かりになりますよね?ラブロフ外務大臣が筆頭で、第二次世界大戦の結果を受け入れろ!とか、北方領土という名前もけしからん!とか言ってるでしょ。
領土じゃないんだ!と言ってるじゃないですか。
もうほとんど言いがかりみたいな話、それもそっくりです、北朝鮮や韓国や中国とね。
でも、ということは、二島は、(ロシアは)気があるんですよ。
これね、返還とか引き渡しとかね、簡単に言えないんですよ。
つまりむにゃらむにゃらだけど、今のあり方とは違う、そのロシア側が僕に強調したのは、これは、ミスター青山が本当は行けばよくわかる…、簡単に行けないんですよ、今、特に国会議員になっちゃうと、ロシアの主権を認めて行くのかという、たとえばビザならビザっていう問題が出てきちゃうから。
僕は島民じゃないから、ビザの問題ももっと厳しくなりますよね。
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