国益損ねる共同通信の北方領土報道…青山繁晴「虎ノ門ニュース」(付:レーダー照射で防衛省が最終見解)
2019.01.22 Tuesday 00:55
くっくり
但し、相当乱暴な原稿なんですよ。
「二島の引渡しを事実上の決着と位置付ける案」。
こういう官僚みたいな文章自体が僕は本当は間違いだと思うんですけれども。
要は大きい二島を諦めて、(小さい)二島がきちんと日本に引き渡されるならばそれで終わりだと、いう案ですと言い切ってるんですよね。
共同通信は言い切ってるのにじゃあ残りの二島ね、「択捉島と国後島の返還、または引き渡しについて、安倍政権の幹部は『現実的とは言えない』と述べました」。
これだけなんですよ。
これ一体どういうこっちゃと。
現実的とは言えないって、じゃあ歯舞・色丹は、現実にきちんと北海道の本体と同じように、あるいはこの東京と同じような、本物の日本の領土になるのかということを考えれば、まだそれはとても現実的とは言えないわけです。
ロシアはひどい話をしてますからね。
第二次世界大戦の結果を全部受け入れろって、第二次世界大戦が終わってからソ連軍が侵入したのに、終わってないかのように、そこにロシアの強硬派で知られる外務大臣が、ほんとは国内向けなんですが、そう言ってる最中で、じゃあ二島だったらストンと決着するのかと、誰でも思いますよね。
だから非常に乱暴な原稿になってるわけで、本当はもう安倍政権は四島返還は諦めて、二島だけで終わりだとするんだと言うならば、じゃあその二島は本当はどんな扱いなのか、国後と択捉はもうとにかくロシア領になってしまって…。
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これね、これも皆さん(地図を)見ていただくと、この共同通信の乱暴な記事の表現だったら、実は他の原稿ではね、国境線のことも書いてあるんですよ、(一平ちゃんが)読んでくれたのはここだけど。
国境線がこう来るわけですよ?(国後島の西側、北海道に食い込むようなライン)
これ前から言ってますが、加藤登紀子さんとか森繁久弥さんとか…、森繁久弥さんという国民的俳優が歌を作られて…。
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