織田邦男元空将のレーダー照射解説…Tweetまとめ19.01.01〜01.15

2019.01.18 Friday 00:54
くっくり


 空の世界は、それともうひとつ、相手の情報を取る。つまりロックオンしたとたん、相手の高度、速度、ヘディングが分かる。
 で、空の世界の方が早いから、これは何の目標なのといったらロックオンして、このまま行ったらニアミスするか、ぶつかるかすぐ分かる。だからいっぱい飛んでて、戦闘機はお互いロックオンする。
 CUESは空の世界にはない。海上衝突回避規範がない。そんなん作ろうと言ったら危なくてしょうがない。だから同じロックオンでも、海と空はちょっと違う。

(百田:田母神さんはこれを勘違いした。ロックオンしょっちゅうあると。空の世界と間違えた)

 私は田母神さんにメールで聞いた。返事が返ってきたら、田母神さんはCUESの存在は御存知なかった。最近、そのことをブログに書かれている。
 田母神さんは「レーダー照射危なくない」と言ったが、空の世界にはCUESがないから。海上の世界ではお互い危ないからCUESを作ってる。大きな違いがある。
 田母神さんが「しょっちゅうある」と言ったのは、相手が民間機か軍用機か分からない、ヘリコプターかもしれない、それでレーダー見て、これ何だとなったら、とりあえずロックオンする。たとえば、速度が50ノットぐらいだったら、あ、これはヘリだ、全然問題ないと。

 海上でのロックオンは、いわば引き金に指を添えて、銃をこめかみに持っていくようなもの。それをやると、個人ではいわゆる正当防衛、軍では自衛権行使のような反撃をしても免責されると。
 今回は天気が良かったからまだいい。あれが曇で、得体が知れない所からロックオンされたら、日本はしないが、攻撃されても文句は言えない。

image[190118tora2dougashuchou.jpg]

 韓国反論動画はつっこみどころ満載。
・火器管制レーダーは照射してないと言うが、レーダー警戒装置の特徴がわかればこんなことは言えない。

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