織田邦男元空将のレーダー照射解説…Tweetまとめ19.01.01〜01.15

2019.01.18 Friday 00:54
くっくり


 150mは国際の基準。ほんとは国際民間国際条約に基づく規定のものを、海自は朴訥に守ってる。平時ではどこの海軍も守ってるが、それが150m。
 向こうは「150m以内に近づいた、けしからんじゃないか」と言うが、それは理由になってない。安全の範囲内。

 本当は軍は適用除外だからもっと近づいてもいいが、朴訥に(民間の)150mを守ってる。
 自衛官は冷静。こういうことがもしあったら、確かめましょうと。その確かめる行動をちゃんととってる。相手側に意図の確認もして、国際規範通りにやってる。とっさの時に、国際規範通りにやれるのは大したもの。

 日本のEEZ内で韓国側は人道的救助をやっていたと。それを海自が邪魔したと言っているが、人道救助をやるのであれば、日本の近海、しかもEEZ内であればなぜ海保に言ってこないのか。

(百田尚樹:SOSを出せば、日本の海保も自衛隊もキャッチするが、受信報告がない。ということはSOSを出してないことが考えられる)

 SOSを出さないのであれば、なぜ韓国の海上警察と駆逐艦が行ってたのか。北朝鮮の漁船と何らかの通信装置、通信ラインを持っていたということ。はてなマークが付いて回る。

(百田:瀬取り説には私は懐疑的。もし瀬取りをやるとしたら、日本のEEZ内、しかも能登に近い。何もそんなところでやらずに沖でやるはず)

 事実上の瀬取りという可能性はある。
 北朝鮮は燃料がないから、漁船はギリギリの燃料しか入れない。風向きが変わったりして燃料がなくなった時は、韓国さん頼む、助けて下さいとか、何らかのことがあるのでは。
 その時にSOS発信すると海保に見つけられるから、別の周波数で韓国と通信をできるようにして、韓国側が燃料補充するとしたら、事実上の瀬取り。そういう可能性はなくはない。

 スパイ説は違う。日本へは(海から入らなくても)堂々と入ってこれる。

(百田:北朝鮮は沿岸の漁業権を中国に売ってる。漁民は命懸けでわずかな燃料で大和堆に来る。帰れなくて、日本に漂着。今回もその可能性が)

 文在寅と金正恩で何らかの約束(漂流したら助けてあげて)をしているというのはあると思う。
 今回、人道を強調してる。なら日本に近いんだから海保に頼めばいい。

 レーダー照射は、海の世界と空の世界で違う。
 戦闘機での火器管制レーダーいわゆるロックオンは、ミサイルを誘導するため、あるいはガンを照準するためで、目的は(海の世界と)同じようにある。

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