レーダー照射は国連安保理で!韓国と北の関係を明らかにするためにも…青山繁晴「虎ノ門ニュース」
2019.01.15 Tuesday 00:09
くっくり
1月11日(金)に開かれた。
IWC脱退や、中朝首脳会談の資料が山のようについて、その話もたくさん出たが、最後の方に僕から質問したのは…
image[190114-14paper.jpg]
レーダー照射があったのは12月20日、ところが2日後の12月22日に、聯合ニュース、韓国の代表通信社、は、世界に向けて韓国の立場を発信する機能は、日本の共同通信よりずっと強い。
政府の立場を世界に発信する聯合ニュースが、12月22日にちゃんと配信してて、その記事、実は日本語になってないので、日本語に訳してもらって、それを読むと、なんとそのニュースの中で、まず韓国政府の発表が冒頭に書かれていて、韓国統一省、韓国では統一部と言うが、それが発表した中身として、この船に乗ってた北朝鮮の4人のうち、生きてる3人と亡くなった1人の遺体を、配信当日、12月22日の午前11時に板門店から北朝鮮に返したという発表があった、ということが明記されてるわけです。
日本でこれ全然言われてないから、僕はこのニュースを知って、英語と日本語に訳してもらったものだが、そのこと自体、僕はびっくりしたんですが、さらにその記事の後半部分に、「軍の話によると」という表現があって、韓国がこの北朝鮮の漁船を救助する時に、「火器管制レーダーを日本の対潜哨戒機に照射した」と。
で、「日本は反発している」っていうのまであるんですよ。
前半は統一省の発表、後半は軍の話によるとだけども、レーダー照射したってことを韓国は実質認めてるっていうのを、さっき言った、国に近い立場の聯合ニュースで発信してるんですよ。
そうすると、僕が聞いたのは、よくあることで、物事が起きた直後は本当のこと言ってたのに、後で相手方の出方とかを見て話をだんだん変えようとして、嘘が嘘を呼んでいくっていう経緯にそっくりじゃないですかと。
だからまず日本はこの聯合ニュースの中身の真偽からして追及すべきじゃないですかと聞いて、まず外務省と防衛省はこれを把握してるのかと聞いたら、防衛省からの返事は、「3人の生存者と1人の遺体を返したっていうのは把握してます」と言った。
「それが聯合ニュースで配信されてるというのは、いま初めて聞きました」と。
[7] << [9] >>
-
trackbacks (0)
<< 竹島プロジェクト2019
織田邦男元空将のレーダー照射解説…Tweetまとめ19.01.01〜01.15 >>
[0] [top]