レーダー照射は国連安保理で!韓国と北の関係を明らかにするためにも…青山繁晴「虎ノ門ニュース」

2019.01.15 Tuesday 00:09
くっくり


 「しかしこれは協議ではなくて、抗議であるべきだ。そういう強い姿勢で臨むべきだ」と。

 そういうことも踏まえて、防衛大臣がどういう話をしたか。
 岩屋さんのことを僕は信頼してる。
 防衛大臣室に初めて旭日旗を掲げたと、前にトラ撮りで紹介しましたよね。
 党内ではリベラルな方だが、この時の発言は、外務省や防衛省とすり合わせした上でだと思うが、「韓国に強い遺憾の意を申し入れた」と。

 改めて、遺憾という言葉が、それでいいのかと。
 英訳する時、「リグレット」に置き換えられる。
 英語で普通に聞くと、「私は後悔してる」「私は申し訳なく思ってる」。
 「アイムソーリー」と同じ意味に受け取られることが多い。

 日本では相手に向けての意味もある。
 そういう残念なことをしてもらっちゃ困るという意味もあって、英語もゼロとは言わないが、普通に防衛大臣が今回のレーダー照射事案で「アイ・リグレット」と言ってしまうと、いま女子のグループで襲われた人(「NGT48」のメンバー山口真帆さん)が謝罪して、どういうことだとなってるが、それと同じようなことを日本政府は長年やってきた。
 これが世界でどれほど誤解を生むか。
 これを機会に「遺憾」という表現はやめた方がいい。

 最後に大臣は「協議は継続していく」とおっしゃって、質疑になった時に、僕は真っ先に手を挙げて、「協議継続には反対です」と。
 それに付け加えて、「協議を打ち切るべきです」と言いました。
 「協議をずるずる続けて、遺憾ですと言ってたらどうなるかというと、あの慰安婦の作り話と同じことになりますよ」と。

 なぜかというと、レーダー照射の韓国の映像ご覧になりましたね?
 なんとBGMがついてるんですよ。
 しかも防衛省の正式な説明もこの場であったんですが、自分で撮ったのは10秒しかない。
 あとは日本の発表したやつを勝手に編集して、P1哨戒機が脅したって話を無理に作ろうとしてる。

 これを見ても明らかに韓国は事実の解明じゃなくて、宣伝の段階に入ってて、慰安婦とそっくりですと。
 それをやるのが協議の継続だから、打ち切る。
 打ち切ってどうするか。
 「私は提案します。これは国連の安保理に話を持っていくべきです」と。

 なぜかというと、これ当事者で、今までの日韓関係の現実から見ても、日本は事実を淡々と言ってるのに、韓国はどんどん嘘を言って、慰安婦、応募工も含めて、同じような話になっていくと。

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