レーダー照射は国連安保理で!韓国と北の関係を明らかにするためにも…青山繁晴「虎ノ門ニュース」

2019.01.15 Tuesday 00:09
くっくり



 ところが、記事では「EUからの離脱を踏まえ、日本とイギリスの新たな経済協定を構築する方針で一致しました」。
 何かよく分からないけど、要は、メイ首相がイギリスで総スカン食ってる案を安倍総理が強く支持して、その案のもとで、イギリスと日本の経済協定もやっていきましょうねっていう話ですから。
 メイ首相にしたら突然はるか彼方から、ユーラシア大陸の彼方から援軍が、突如やってきたということなんですよ。
 これが安倍外交、再登板後の、したたかな安倍外交の真髄で。

 これはトランプ大統領が就任する前に、突如、オバマ大統領がワシントンにいるのに、トランプさんの自宅を訪ねて金ピカの中で会談した。
 これ前に申し上げましたが、日本国外務省は当然反対して、これは反対するのはやむを得ないですよね。
 つまりプロトコル、お互いに共通したやっぱり外交儀礼があって、合衆国大統領がまだ2カ月間ぐらいいらっしゃる中で、現職の日本の総理が会いに行くのは、外交のしきたりや礼儀からするととんでもないことなんですよね。

 しかも当時のトランプ大統領は、今もまあ非難轟々の中にいらっしゃるけど、それでも数々の成果っていうか戦績を上げて、あの態度の大きい中国がトランプさんの前では、やや借りてきた猫みたいになってるわけでしょ。
 それも含めて、やっぱりトランプ流っていうのが世界動かしてる実感あるけど、大統領選挙で勝って当選した直後は、何でこんなのがなったのかっていう、誰も何も評価してくれない、まるでゲテモノが現れたかのようなことで世の中一致してる中で、安倍総理だけが、いわば禁を破って来てくれた。
 それがずっと、2年以上経つわけですが、ずっと根っこにあるんですよね。

 だから相手が困っていたり、相手が孤立していたり、相手がうまくいってない時にサッと行って、大きな信頼関係を築くっていうね。
 但し、これは賭けですよ。
 メイ首相が結局辞任に追い込まれたら、無駄に終わるとは言い切れないけれども、次のイギリスの首相が例えばいるとしたら、それまだわかんないですけど、いるとしたらどういう感じを持つかっていうね。
 外務省としては、大騒ぎで心配するわけですよ。
 その中を総理の決断でイギリスに行った。

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