竹島プロジェクト2019

2019.01.11 Friday 00:04
くっくり


 しかし、日本側の研究では、根拠がないことが分かっている。なぜなら、この記述の引用元になっている「東国輿地志」という文書には、「干山は日本の松島の事だ」という記述がなかったからだ。元の文書に記述がないのに「引用」したと書いてあるという事は、何らかの改ざんがなされたと考えるのが自然だ。よって干山=松島=独島という韓国側の主張は根拠がない。

(2)への反論
 安龍福が日本に来た際に、江戸幕府が鳥取藩に安龍福を放逐するよう命じた文書が残されている。さらに、鳥取藩主は参勤交代により、地元ではなく江戸に滞在していた事も分かっている。つまり、安龍福が鳥取藩主と直談判することは物理的に不可能だった。
 安龍福の発言は、「粛宗実録」という文書に記載されていているが、これは無断で日本に渡航した罪人への取り調べを記録した供述調書で、その内容が真実である担保はない。日本側の資料には、安龍福が偽証したことを裏付ける記述がしっかりと残っている。

※以上の参考資料は、FNN PRIME 2018年12月19日、および、島根県報道発表資料「2730 韓国の中学校から県内の中学校へ届いた竹島教育に関する葉書への対応について」

 皆様ご承知のとおり、韓国では、竹島は韓国領とする教育が徹底的に行われています。
 しかし、竹島問題研究会の下條正男座長(拓殖大学教授)によれば、韓国側には大きな欠点があります。
 それは、「文献批判」が足りないことです。
 韓国側は、ひとつの文書の中で自国に有利と読める文章を見つけると、他の文書と照らし合わせて検証することを徹底せず、「独島が韓国領である証拠だ」とすぐ決めつけるそうです。
 つまり、私たち日本人も、少し勉強さえしておけば、韓国人に「独島は我が領土だ!理由はこうだ!」と言われても、論破することはそう難しくないはずです。
 学校教育を充実させることが先決ですが、すぐには無理でしょう。
 幸い、ネットでは竹島問題に関する資料や情報が充実しており、誰でも、何歳からでも学ぶことができます。

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